Microsoft Azureでカスタムドキュメントインテリジェンスモデルを作成する方法
Table of Contents
- イントロダクション
- Azure管理スタジオでのカスタムフォーム認識ビルダーの使用方法
- プロジェクトの作成とカスタム抽出モデルの作成
- サンプルドキュメントの追加とOCRゾーンの実行
- テーブルの作成とフィールドの設定
- カスタムモデルのトレーニングとセットアップ
- American Towerのドキュメント解析とフィールドのマッピング
- カスタムモデルの作成と構成
- テストと検証
- 結論
イントロダクション
今日は、Azure管理スタジオ内でアクセスできるMicrosoft Azureカスタムフォーム認識ビルダーの使用方法についてのデモンストレーションをご覧いただきありがとうございます。このビルダーは、form recognizer.dot.appliedai.azure.comにアクセスすることで利用できます。このスタジオには、いくつかのプリビルドモデルが用意されており、カスタム抽出モデルを作成するためのプロジェクトも作成できます。このビデオでは、Azure AIフォーム認識スタジオを使用してカスタム抽出モデルを作成する方法について説明します。
Azure管理スタジオでのカスタムフォーム認識ビルダーの使用方法
Azure管理スタジオのform recognizerスタジオに移動すると、いくつかのプリビルドモデルが表示されます。この中にはカスタム抽出モデルもあります。このモデルを使用して、プロジェクトを作成することができます。
プロジェクトを作成するために「Create project」ボタンをクリックし、名前を入力します。既にあるフォーム認識検出モデルを活用する場合は、そのモデルを選択します。必要な場合は新しいモデルを作成することもできます。次に、ストレージアカウントを指定します。既にストレージアカウントを作成している場合は、それを選択します。ストレージアカウントが存在しない場合は、新しいアカウントを作成します。
プロジェクトが作成されたら、サンプルドキュメントを追加します。ドキュメントを選択し、ドラッグアンドドロップで追加します。次に、OCRゾーンの実行を行います。これにより、Azureが認識可能なすべてのOCRゾーンが表示されます。
【テーブルの作成とフィールドの設定】
ここからは、テーブルの作成とフィールドの設定を行います。テーブルアイコンをクリックし、新しいテーブルを作成します。テーブルの名前を入力し、動的なテーブルか固定のテーブルのどちらを使用するかを選択します。動的なテーブルを選択すると、異なるページで抽出できる可変の行を設定できます。固定テーブルを選択すると、常に定義された行と列がある場合に適用されます。テーブルが抽出されたら、追加のフィールドを設定できます。
各フィールドをクリックし、フィールドの種類を選択します。フィールドの名称を入力し、該当するフィールドの位置を示します。テーブルでは、列名は「テーブル名.列名」という形式で指定する必要があります。フィールドとテーブルが設定されたら、設定内容が黄色で表示されます。これは、抽出できる可能性のある領域を示しています。設定が完了したら、「Finish」ボタンをクリックします。
以上でカスタム抽出モデルの作成準備が整いました。設定を保存し、次のステップに進みましょう。
(以下、日本語文章は続きます)