Teams Toolkitで数分でTeams AIを起動しましょう
目次
- イントロダクション
- Teams Toolkitのインストール
- Team ChefBotの起動
- Azure Open AIへの切り替え
- Teams AI Libraryの他サンプルの試用
- サンプルのカスタマイズ方法
アプリケーションのAIボットの簡単な起動方法 💡
Teams Toolkitを使用して、数分でTeamsのAIボットを簡単に起動する方法を紹介します。まず、VS Code内にTeams Toolkit拡張機能をインストールする必要があります。VS Codeのマーケットプレイスからインストールすることができます。インストールが完了したら、Teams AI Libraryを使用して新しいTeams AIボットのサンプルを作成します。サンプルギャラリー内のビューのサンプルから該当のサンプルを選択します。今日はTeam ChefBotのサンプルを使用します。ビデオプレビューを見ることで、実行時に表示される内容を理解することができます。サンプルを作成するためには、デフォルトのフォルダを選択し、VS Codeの新しいインスタンスが作成されるので、それを最大化します。後は、下記の手順に従って設定を行います。
- ドキュメンテーションを参照してTeams AI Libraryの動作と目標を理解します。
- openai.comにアカウントを作成し、Open AIのキーを取得します。
- 組織内の環境ファイル (
environment.local.user
) 内にOpen AIのマジックシークレットキーを追加します。
- 最後に、F5キーを押してサンプルを実行します。
Teams Toolkitは、ボットの登録やAzure Active Directoryへの登録など、さまざまなマジックを自動的に実行します。初めてTeams Toolkitを使用する場合は、開発者向けテナントを作成する必要があるかもしれません。テナントを作成するには、デベロッパ環境を有する完全なTeams環境が提供されます。また、開発者テナントにアプリケーションをインストールするには、サイドローディングを有効にする必要があります。Azureサブスクリプションにログインしてデプロイすることも可能です。
それでは、Toolkitがすべての準備を整えてくれるのを待ちながら、いくつかのマジックが行われている様子を見ていきましょう。ローカルマシン上でローカルホストとしてボットが起動されます。Teamsでボットを表示するためには、VS Dev Tunnelという技術が使用されます。ボットがテナントに正常に登録されたら、ボットと対話をすることができます。ボットはあたかもシェフのように振る舞いますが、Teamsアプリケーションを作成することができます。楽しんで試してみてください。
Pros
- 簡単な手順でAIボットを起動できる
- Teams Toolkitが多くのマジックを自動で実行してくれる
Cons
Azure Open AIへの切り替え 🔁
Azure Open AIに切り替えてTeams AIボットを起動する方法を紹介します。まず、必要なパッケージをインポートし、エンドポイントを指定する必要があります。Open AIとは異なり、Azure Open AIではモデルのデプロイ名を指定する必要があることに注意してください。次に、Azureポータルに移動し、エンドポイントとキーを取得します。エンドポイントとキーを環境変数に追加します。また、デフォルトモデルの設定を変更する必要があります。Azure Open AIでは、オリジナルのモデルを作成してエンドポイントを指定する必要があります。それでは最後の設定を行い、F5キーを押して起動しましょう。Teams Toolkitが自動的に更新やインストールを行ってくれるので、ボットが起動するのに必要な手順を容易に進めることができます。
Pros
- Azureの利用が可能になり、より柔軟なカスタマイズができる
- エンドポイントとキーの設定が簡単に行える
Cons
Teams AI Libraryの他サンプルの試用 🧪
Teams AI Libraryにはさまざまなサンプルが用意されています。JS
フォルダ内のサンプルから試してみることができます。サンプルディレクトリ内でyarn install
を実行し、依存パッケージをインストールします。その後、yarn build
を実行してサンプルをビルドします。Team AI Libraryのリポジトリには、さまざまなサンプルがありますので、興味があれば試してみてください。まずはリポジトリを参照し、インストール手順に従って試してみましょう。
Pros
- Teams AIのさまざまな機能を試すことができる
- サンプルのカスタマイズにより、自分のアプリケーションに応用できる
Cons
- サンプルごとに別途依存パッケージのインストールが必要
サンプルのカスタマイズ方法 🛠️
Teams AIボットのサンプルをカスタマイズする方法について紹介します。まず、Metaプロンプト内の設定を確認し、AIモデルの動作を調整します。AIモデルに対して、シンプルなレシピを使用した説明をするように指示します。また、アクションに対しても定義を行い、AIモデルが適切に応答できるようにします。
カスタマイズのためには、コード内のサンプルに基づいて必要な変更を行います。エンドポイントやキーの設定、モデルの名前の指定などが行われます。チュートリアルに従って設定を行い、F5キーを押してカスタマイズしたサンプルを起動しましょう。Toolkitが自動的に必要な作業を行ってくれるため、手順を追うだけで簡単にカスタマイズができます。シンプルな料理のレシピを説明しながら、AIボットとの対話を楽しんでください。
✨ハイライト✨
- Teams Toolkitを使用して簡単にTeamsのAIボットを起動できます。
- Azure Open AIに切り替えることでより柔軟なカスタマイズが可能です。
- Teams AI Libraryにはさまざまなサンプルが提供されており、自分のアプリケーションに応用できます。
- サンプルのカスタマイズ方法は簡単で、ユーザーがアプリケーションに応じて変更できます。
FAQ:
Q: Teams Toolkitのインストール方法を教えてください。
A: VS Code内のマーケットプレイスからTeams Toolkit拡張機能をインストールします。
Q: Azure Open AIに切り替えるメリットは何ですか?
A: Azure Open AIではエンドポイントやモデルのカスタマイズが可能です。
Q: Teams AI Libraryの他のサンプルも試せますか?
A: はい、Teams AI Libraryにはさまざまなサンプルが用意されています。
Q: サンプルのカスタマイズ方法は難しいですか?
A: サンプルのカスタマイズは簡単で、ユーザーが変更できるプロパティが用意されています。