UiPath Clipboard AIでコピー&ペーストの力を解放しよう
目次
- イントロダクション
- Clipboard AIとは
- Clipboard AIのインストール方法
- Clipboard AIの基本的な使い方
- マッパーの活用方法
- マッパーでのデータ変換
- フォームへの数値データの貼り付け
- フォームへのテキストデータの貼り付け
- ファイルからのデータ抽出と貼り付け
- Clipboard AIとEnterpriseプラットフォームの統合
- まとめ
イントロダクション
こんにちはみなさん、チャンネルへようこそ。今回は、新しい製品「Clipboard AI」というものについてご紹介します。Clipboard AIは、UiPathが開発した新しい製品であり、まだ正式リリースされていないものの、パブリックプレビューで利用できます。つまり、まだいくつかの機能やバグが未実装の場合もありますが、無償でお試しいただくことができます。では、さっそく詳細を見ていきましょう。
Clipboard AIとは
Clipboard AIは、コピー&ペースト操作を強化するためのツールです。例えば、Excelのワークシートからデータを選択してフォームに貼り付けることができます。また、請求書からデータをExcelシートに貼り付けることもできます。Clipboard AIは、自動的にフィールドをマッチングしてデータを貼り付けるマッパー機能を備えています。次に、Clipboard AIのインストール方法と基本的な使い方についてご説明します。
Clipboard AIのインストール方法
まずは、UiPathのウェブサイトにアクセスし、ダウンロードページに移動します。リンクをクリックして、ソフトウェアをダウンロードします。インストールファイルを実行し、ライセンス契約に同意してインストールを進めます。数秒でインストールが完了し、Clipboard AIが起動します。
Clipboard AIの基本的な使い方
Clipboard AIを起動すると、画面上部にアイコンが表示されます。Clipboard AIの基本的な使い方は、Excelワークシートのデータをコピーしてフォームに貼り付けることです。まずは、Excelワークシートでデータを選択し、Clipboard AIにコピーします。次に、フォームに移動して貼り付けると、マッパーが表示されます。マッパーは、コピーしたデータがどのフィールドにマッチするかをプレビューで表示してくれます。マッパーが正しく表示される場合は、貼り付けボタンをクリックしてデータを貼り付けます。これにより、選択したデータがフォームの対応するフィールドに自動的に貼り付けられます。
マッパーの活用方法
マッパーは非常に便利な機能であり、データ変換やフィールドのマッチングに利用することができます。マッパーを使用して、さまざまなデータ変換を行うこともできます。たとえば、日付の形式を変更したり、通貨を変換したりすることができます。マッパーは非常に柔軟であり、独自のデータ変換ルールを設定することもできます。
フォームへの数値データの貼り付け
数値データをフォームに貼り付ける場合も、Clipboard AIを活用することができます。数値フィールドのマッピング方法を選択し、データを貼り付けることで、正確な数値データがフォームに自動的に入力されます。
フォームへのテキストデータの貼り付け
テキストデータをフォームに貼り付ける場合も、Clipboard AIを使用することができます。テキストフィールドのマッピング方法を選択し、データを貼り付けることで、正確なテキストデータがフォームに自動的に入力されます。
ファイルからのデータ抽出と貼り付け
Clipboard AIは、ファイルからデータを抽出して貼り付けることも可能です。例えば、請求書のPDFデータからデータを抽出し、Excelシートに貼り付けることができます。Clipboard AIは、データのマッピングと抽出を自動的に行い、正確にデータを貼り付けます。
Clipboard AIとEnterpriseプラットフォームの統合
Clipboard AIは、Enterpriseプラットフォームとの統合もサポートしています。これにより、機械学習モデルを選択してデータを抽出することができます。また、Enterpriseプラットフォームによる高度な機能との組み合わせにより、データの抽出と貼り付けの精度を向上させることができます。
まとめ
今回は、Clipboard AIについて詳しくご説明しました。Clipboard AIは、コピー&ペースト操作を強化するためのツールであり、ExcelやPDFなどの様々なデータソースからデータを抽出して貼り付けることができます。マッパー機能を活用することで、データのマッチングと変換を簡単に行うことができます。また、Enterpriseプラットフォームとの統合により、さらなる機能拡張が可能です。Clipboard AIはまだ開発中ですが、リリースが楽しみです。企業向けの料金体系も魅力的なものになることを期待しています。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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