Unreal Engine 5でシンプルなビヘイビアツリーを作ろう!
目次
- イントロダクション
- AIの初期設定
- ビヘイビアツリーの作成
- ルックアラウンドの実装
- プレイヤーの追跡の実装
- アニメーションの設定
- ゲーム内設定の最適化
- 結論
イントロダクション
Unreal Engine 5のチュートリアルへようこそ!今回は、最初のビヘイビアツリーの作成方法について説明します。このビデオでは、非常に簡単に追従できる方法を紹介します。しかし、まずは説明のリンクをチェックして、Unreal Engineのコースを試してみてください。まず最初に、新しいフォルダを作成して、その中にAIという名前のフォルダを作成します。次に、AIフォルダの中にBehaviorTreeというフォルダを作成し、BT_EIという名前のビヘイビアツリーアセットを作成します。また、BehaviorTreeの中にBlackboardというフォルダを作成し、BBD_AIO2という名前のブラックボードを作成します。ビヘイビアツリーはAIの論理自体であり、ブラックボードはAIの論理自体と外部のホールドツリーとの接続を可能にする変数のセットです。ビヘイビアツリーの作成が完了したら、ビヘイビアツリーを開いて、詳細設定で作成したブラックボードが選択されていることを確認します。
AIの初期設定
まずは、AIキャラクターを作成しましょう。Blueprintのクラスを作成し、Characterを選択します。また、AIコントローラーも作成します。AIコントローラーはAIの脳の役割を果たし、ビヘイビアツリーの実行などを行います。新しく作成したAIコントローラーをキャラクターにアタッチし、Auto Possess AIを「Spawned」に設定します。そして、ナビゲーションメッシュバウンドボリュームを作成してAIの移動可能範囲を設定しましょう。AIの動作をするためには、ナビゲーションメッシュバウンドボリュームが必要です。
ビヘイビアツリーの作成
次に、ビヘイビアツリーの作成を行います。ビヘイビアツリーはAIの論理自体であり、AIの行動を決定するためのルールを記述します。ルートノードから始まり、セレクターノードを使用して異なるブランチに進むことができます。各ブランチには、デコレーターを使用して条件を設定することができます。また、シーケンスノードを使用して特定の順序でタスクを実行することもできます。ビヘイビアツリーの作成が完了したら、各ノードの詳細設定を行い、ブラックボードとの連携を確認します。
ルックアラウンドの実装
ルックアラウンドノードは、AIキャラクターが周囲を見回す動作を実現します。ルックアラウンドのタスクを作成し、ブループリントにロジックを組み込みます。ルートノードからルックアラウンドノードに接続し、その後には移動タスクや待機タスクなどを組み合わせることができます。ルックアラウンドの実装が完了したら、ビヘイビアツリーを保存し、AIキャラクターが周囲を見回すように設定します。
プレイヤーの追跡の実装
プレイヤーの追跡ノードは、AIキャラクターがプレイヤーを追跡する動作を実現します。プレイヤーを検知した場合に追跡ノードに移行し、指定されたタスクを実行します。プレイヤーを検知するためには、AIキャラクターにセンサーを追加し、センサーの設定を行う必要があります。プレイヤーの追跡の実装が完了したら、ビヘイビアツリーを保存し、AIキャラクターがプレイヤーを追跡するように設定します。
アニメーションの設定
AIキャラクターの動作にアニメーションを設定します。アニメーションブループリントを作成し、キャラクターモデルとアニメーションを関連付けます。アニメーションブループリント内で、速度に応じてアニメーションを切り替えるためのブレンドスペースを作成します。アニメーションの設定が完了したら、AIキャラクターの動作を確認しましょう。
ゲーム内設定の最適化
最後に、ゲーム内の設定を最適化しましょう。AIの移動速度や視野角などのパラメータを調整することで、より自然な動作を実現することができます。また、ナビゲーションメッシュの生成やキャラクターの制御方法なども確認しましょう。最適化が完了したら、ビヘイビアツリーを保存し、プレイヤーの動作をテストしてみてください。
結論
ビヘイビアツリーは、AIの行動を制御するための強力なツールです。効果的なビヘイビアツリーを作成することで、AIキャラクターの自然な動作を実現することができます。Unreal Engine 5のビヘイビアツリーの作成方法について説明しましたが、まだまだ学ぶことがたくさんあります。ぜひ、自分自身で試してみてください!
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