美しい仕上がりを実現!After Detailerの使い方を解説
Table of Contents
- イントロダクション
- アフターディテイラーの使い方1
- ディテクションについて詳しく
- モデルとプロンプトの設定
- ディテクションモデルとコンフィデンスレッショールド
- マスクミニマムエリアレーシオとマックスエリアレーシオ
- マスクプリプロセッシングについて
- インペイントのユーズセパレータハイト
- インペイントのマスクマージモード
- インペイントオンリーマスクとデノイジングストレングス
- クローズアップとデノイジングストレングスの相互作用
イントロダクション
こんにちは、アリスです。今回は前回の動画の続き、アフター・ディテイラーの使い方について詳しくお伝えします。前回の動画を見ていない方は、必ず先にそれをご覧ください。それでは、さっそくディテクションやマスクプリプロセッシング、インペイントなどについて順番に見ていきましょう。
1. アフターディテイラーの使い方1
まず最初に、アフターディテイラーの基本的な使い方について説明します。ディテイラーモデルの選択やプロンプト設定、そして生成された画像の修正範囲などについて理解しておきましょう。
2. ディテクションについて詳しく
ディテクションは、アフターディテイラーで修正する対象となる領域を設定するための機能です。ディテクションモデルやコンフィデンスレッショールドについて詳しく解説します。
3. モデルとプロンプトの設定
ディテイラーのモデルやプロンプトの設定は、生成される画像の品質に大きな影響を与えます。適切なモデルの選択やプロンプトの設定方法を学びましょう。
4. ディテクションモデルとコンフィデンスレッショールド
ディテクションにおいて重要な要素となるのが、ディテクションモデルとコンフィデンスレッショールドです。それぞれの役割と設定方法について詳しく説明します。
5. マスクミニマムエリアレーシオとマックスエリアレーシオ
マスクミニマムエリアレーシオとマックスエリアレーシオは、修正範囲の制御に使用されるパラメータです。どのような効果があり、どのように設定するのかを理解しましょう。
6. マスクプリプロセッシングについて
マスクプリプロセッシングは、ディテイラーで修正する際にマスクに対して行われる事前処理のことです。マスクのオフセットやエロージョン・ダイレーションなどについて解説します。
7. インペイントのユーズセパレータハイト
インペイント時に使用するユーズセパレータハイトについて説明します。この設定は画像の解像度や詳細度に大きな影響を与えるため、適切に設定することが重要です。
8. インペイントのマスクマージモード
インペイントの際に使用するマスクマージモードの役割と設定方法について説明します。これによって周囲と修正領域のなじみ具合を調整することができます。
9. インペイントオンリーマスクとデノイジングストレングス
インペイントオンリーマスクとデノイジングストレングスは、修正される範囲と修正の強さを調整するためのパラメータです。正しい設定方法を学んでおきましょう。
10. クローズアップとデノイジングストレングスの相互作用
最後に、クローズアップとデノイジングストレングスの相互作用について解説します。これらの設定が画像に与える影響を理解し、適切な修正を行うことが重要です。
イントロダクション
みなさんこんにちは、アリスです。今回は前回お話ししたアフターディテイラーの続きです。もし前回の動画を見ていなければ、どこよりも詳しいアフターディテイラーの使い方1を先に見てください。概要欄にリンクを貼り付けます。前回アフターディテーラーのモデルについて、そしてプロンプトの挙動についてお話をさせていただきました。今回はこの下にあるディテクションマスクプリプロセッシングインペインティングについての話をしていきます。それではまずディテクションについて詳しく見ていきましょう。
1. ディテクションについて詳しく
ディテクションですが設定する項目は3つです。ディテクションモデル、コンフィデンスレッシュオールドマスクミニマムエリアレーシオマックスエリアレーシオです。それぞれどのような働きをするか見ていきましょう。
まず本日最初に使用するのはモデル「街にシングv4.5」です。クリップスキップが2、その他の設定はこのようになっています。そしてプロンプトは「女の子がたくさん入る」ように「ファイブガールズガールズ」そして「スクールユニフォーム」「スターリース界」などこのように入れています。それで生成された画像がこちらになります。女の子が1234566人入っていて、それぞれ顔の大きさが違う絵が生成されました。この絵に対して、イネイブルエディテイラーにチェックを入れて、「営利テイラー」を適用してモデルにフェイス容量をV8Sを選択します。そして今回も効果の範囲が分かりやすいように、ADテイラー側のプロンプトに「moreds」を1.5倍の強調で採用します。そしてネガティブプロンプトに「イージーネガティブV2」を入れます。ディテクションの項目ですがここのディテイラーの下のところ、この「ディテクション」のタブをクリックすると、このように出てきます。それで項目の中のディテクション、ここを触っていきます。
まずモデル「養老V8」の検出ですが、このぐらいの絵であれば非常に高い数字で顔を検出してくれます。このとても小さい顔の一番低い子でも0.79です。エディテイラーをオンにして画像を生成するとこのように全員の顔が修正されています。ここでこのディテクションモデル、コンフィデンスレッショールドを0.8にしたらどうなるでしょうか。これを0.8にすると、検出数字の0.8以下の顔は修正されなくなります。この中ではこの2人の子が0.8以下ですので、この二人が修正されなくなるということです。これが処理をした後の画像です。やはりこの2人の顔はそのままで、他の子の顔はきれいに修正されています。拡大するとこのように0.8を選んだ場合はこの2人が修正されず、0.3のデフォルトを選んだ場合は2人とも綺麗に修正されています。このようにディテクションモデル、コンフィデンスレッショールドはこの数字、養老V8を使った場合の検出数字で修正するか修正しないかを選ぶことができます。次に使う画像ですが、このようなプロンプトで画像を生成していきます。たくさんの人の顔を入れたいので「フルオブオーディエンス」をプロンプトに入れて、コンサートホールで1人の女の子が歌っていてたくさんの観客がいるというような絵を作りたいと思ってこのようなプロンプトにしました。引き続き「エニシングv4.5」を使用しています。設定はご覧の通りです。生成された画像がこちらになります。狙い通り1人の女の子がステージで歌っていてその周りに非常にたくさんの観客がいる絵が生成されました。今度はエディテイラーのプロンプト欄には何も入れません。前回の動画で示したように、プロンプトランに何も入れないと元々のプロンプトが採用されているのですが、プロンプト欄に何も入れずに画像を生成していきます。顔の検出ですがこの女の子の形質は0.86と非常に高く、その他の観客の人もかなりたくさんチェックが入っています。低い人は0.3台という顔もありますが、非常にたくさんの顔がチェックされています。ちなみに、ディテクションモデル、コンフィデンスレッショールド、検出を0.3以下にするとさらにたくさんの顔が検出されますが、時々顔でないものも検出されてきますので、0.3ぐらいまでで止めておいた方が良いと思います。これが0.1にした画像ですが、検出された人が増えました。重なりすぎて何が検出されているのかわからないですが、画像生成にとても時間がかかりました。検出を0.3に戻して話をマスクエリアレーシオに戻しましょう。画像を修正するとこのようにこの真ん中の、女の子は当然、修正されていますがこの辺りの観客の顔もかなりの数が修正されています。これが修正される前で、修正される後になりますのでかなりたくさんの顔が修正されて、画像生成にも時間がかかっています。そこでマスクミニマムエリアレシオを、0.02にしたらどうなるでしょうか。このマスクエリアレシオというのは例えば、ミニマムを選んだ場合は、0.02に設定すると画像全体の2%に満たない大きさのマスクに関しては修正を入れないという意味になります。デフォルトは例になっていますので大きさによる修正の有無はありません。この小さい顔はおそらく画面全体の2%もないと思いますのでこちらは修正を入れず、そしてこの真ん中の女の子は2%ぐらいは顔があると思いますので、修正が入ると思います。そうするとこうなります。この真ん中の女の子は顔が綺麗になっていますが周りの観客に関しては全く変化がありません。修正後と修正前を比べてみましょう。観客は全く変化がないのがわかると思います。