13年前のファンレスGPU、Radeon HD 3850をテスト!
目次
- テスト構成
- HD 3850について
- ゲームパフォーマンス
- CSGO
- GTA 5
- DOTA 2
- Tomb Raider
- Skyrim
- World of Tanks
- Battlefield 3
- Overwatch
- Crysis
- Far Cry 3
- ARK: Survival Evolved
- Valorant
- 総括
HD 3850: 2020年における性能テスト
ゲームをする上で重要な要素の一つは、グラフィックカードの性能です。しかし、最新のカードは高価であり、予算の制約がある場合には手が届かないかもしれません。そこで、今回は古いカードであるHD 3850を2020年の環境でテストしてみました。
テスト構成
まず、テストの構成を紹介しましょう。テストシステムはRyzen 7 3700Xと16GBのRAMを搭載しています。GPUはHD 3850で、512MBのGDDR3メモリを搭載しています。このGPUは2007年にリリースされたもので、当時は179ドルで販売されていましたが、現在はわずか5ドルで手に入ることができます。
HD 3850について
HD 3850は、冷却ファンを搭載しておらず、バックサイドにはコネクタがあります。消費電力はわずか75ワットですが、6ピンの電源コネクタが必要です。当時のGPUとしては革新的なデザインであり、優れたパフォーマンスを発揮していました。
ゲームパフォーマンス
さて、肝心のゲームパフォーマンスですが、以下ではいくつかの人気ゲームをテストしています。それぞれのゲームでの性能を見てみましょう。
CSGO
まず最初にCSGOをプレイしてみました。720pの解像度で最低設定を使用し、非常にスムーズに動作しました。CSGOはCPUに依存することが多いため、GPUの性能による制約は少ないです。
GTA 5
次にGTA 5をプレイしてみました。低設定で800x600の解像度を使用し、30fpsをキープすることができました。古いGPUにしては驚くべき結果です。
DOTA 2
続いてDOTA 2をプレイしてみました。720pの解像度で低設定を使用し、滑らかな体験をすることができました。チームバトル時に若干fpsが下がることはありますが、プレイには問題ありません。
その他のゲーム
他にもTomb Raider、Skyrim、World of Tanks、Battlefield 3、Overwatch、Crysis、Far Cry 3、ARK: Survival Evolved、Valorantなど、様々なゲームをテストしました。どのゲームでも予想以上のパフォーマンスを発揮し、驚くべき結果となりました。
総括
HD 3850は古いカードでありながら、まだまだプレイ可能な性能を持っています。もし予算の制約があり、古いPCや低性能のGPUを持っている場合には、HD 3850を試してみる価値があります。古いゲームや廉価版のゲームをプレイするには十分な性能を発揮します。ただし、最新のゲームや競技志向のゲームにはおすすめしません。
ご清聴ありがとうございました。