2018年HP Omen 15のレビュー!最新のゲーミングノートパソコンをチェック!
オムニ15: 最新のHPゲーミングノートパソコンのレビュー
🎮 ゲーミングラップトップ HPがついにリリースする、オムニ15の最新バージョン、2018年モデルをレビュー・テストします!こんにちは、GamingON Review.comのマティアス・テックです。
目次
- プロローグ
- デザイン (外側)
- デザイン (内側)
- スクリーン
- キーボード
- タッチパッド
- スピーカー
- ポート
- バッテリー寿命
- 温度・騒音
- アップグレード
- ゲーム性能
- 総合評価
- プロとコン
- FAQ
1. プロローグ
最新のHPオムニ15には、様々な構成があります。最も低価格なものはインテルi5とGTX 1050であり、最も高価格なものはインテルi7とGTX 1070 Max-Qです。今回のレビューでは、最新の6コアインテルi7-8750Hプロセッサーを搭載したモデルを使用しています。このプロセッサーは、すべてのコアで最大3.9 GHz、単一コアで最大4.1 GHzまでクロックアップすることができます。また、グラフィックスにはGTX 1070 Max-Qが搭載されており、15.6インチの1080p 144Hzディスプレイを搭載しています。メモリは16GBのDDR4で、256GBのm.2 PCIe SSDと1TBのHDDがストレージとして提供されています。価格はモデルによって異なり、最も低価格な構成は$899から始まり、最も高価格な構成では$2,000になります。詳細な構成と現在の価格については、説明欄のAmazonリンクをご確認ください。
2. デザイン (外側)
オムニ15は、古い黒と赤のデザインで作られています。ゲーミングノートパソコンらしい印象を与えますが、派手すぎるわけではありません。オムニ15は主にプラスチックで作られており、予算を抑えた構成では十分に満足できるものです。ただし、より高価な構成(例えば、GTX 1070 Max-Qを搭載したもの)を見ると、競合他社のノートパソコンと比べてやや安っぽく感じるかもしれません。ただし、全体的に構造は非常に堅牢であり、頑丈な印象を与えます。オムニ15の寸法は、幅360mm、奥行き263mm、高さ26mmです。ノートパソコンの重量は約2.5kgで、充電器は0.35kgですので、全体の重量は2.85kgになります。
3. デザイン (内側)
さて、内部を見てみましょう。まず、トップ部分には720p HDのWebカメラが中央に配置されています。その下には15.6インチの1080p 144Hzディスプレイがあり、G-Syncも搭載されています。キーボードはフルサイズで、4つのゾーンに分かれたRGBバックライトがあり、もちろんタッチパッドにも専用のボタンがあります。
4. スクリーン
画面の品質については、注意が必要です。このノートパソコンを購入する場合は、144Hzのディスプレイモデルを選ぶようにしてください。なぜなら、色の正確さと明るさが60Hzのものと比べて遥かに優れており、またG-Syncも搭載されているためです。これにより、60FPS以下のゲームでもスクリーンティアリング効果を抑えることができます。私のユニットは、15.6インチの1080p 144Hz、7msの応答時間のIPSパネルを搭載しており、狭額縁のおかげで画面占有率は86%になります。このモデルの色再現性は、中~高級ゲーミングノートパソコンで期待できるレベルです。コンテンツの作成や色正確性が重要なタスクでも問題なく使用できます。このディスプレイのスコアは、sRGBの95%、Adobe RGBの72%、輝度は310ニットです。パネルは144Hzで応答時間は7msなので、ゲーミングノートパソコンでは新しい基準と言えます。このディスプレイはG-Syncも搭載されており、スムーズなアニメーションを期待することができます。
5. キーボード
HP OMEN 15には、4ゾーンのRGBバックライトを搭載したフルサイズのキーボードがあります。予算を抑えた構成と比較すると、RGBバックライトが非常に良く見えます。なぜなら、予算ノートパソコンの多くはカスタマイズできない単色のバックライトしかないからです。ただし、より高い価格帯の構成を見ると、キーボードのバックライトは安っぽく感じるかもしれません。ライティングは4つのゾーンに分けられており、レインボーなどのプリセットがないため、一定の色のみになります。キートラベル距離は素晴らしく、キーレイアウトも非常に使いやすいです。キーボードにはほとんどどんぐり効果がありませんし、下部パネルの構造も非常に頑丈です。個人的には、予算構成においてHP OMEN 15はお得だと思いますが、より高価な構成については、同じ価格帯でより良いノートパソコンを見つけることができるかもしれません。例えば、最近レビューしたROG Scar IIなどです。リンクは下にありますので、ぜひご確認ください。
6. タッチパッド
タッチパッドは、通常の下部メカニズムではなく、専用のボタン2つが付いており、Synapticsドライバーで動作します。一部の人々は、一部のジェスチャーを認識しないことについて不満を述べていますが、私は特に問題はありませんでした。トラッキングも優れていたので、タッチパッドについては悪いことは言えません。
7. スピーカー
オムニ15にはBang & Olufsen製のスピーカーが搭載されており、音はクリアですが、サブウーファーがないため低音が欠けています。音量を最大に設定すると、スピーカーからは約75dBの音量が出ます。
8. ポート
ポートについては、左側にUSB 3.1 Type-A、ヘッドフォンとマイク用の3.5mmジャック、SDカードリーダーがあります。背面には、イーサネットポート、USB 3.1 Type-A、HDMI、ミニディスプレイポート1.2、USB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3対応)とロック機構があります。右側には電源入力とUSB 3.1 Type-Aがあります。
9. バッテリー寿命
このノートパソコンは、G-Sync搭載でNvidia GPUのみを使用しているため、バッテリー寿命は統合グラフィックスよりもやや短くなります。YouTubeの動画やTwitchのストリームを視聴したり、ビデオをバックグラウンドで実行しながらオフィスの作業を行った場合、画面の明るさを75%に設定して約3時間12分使用することができました。ですので、会議や授業でこのノートパソコンを使用する予定がある場合は、充電器が必要です。
10. 温度・騒音
3D Mark Fire Strikeベンチマーク中の温度はかなり良好でした。ベンチマークやゲームセッション中でも、CPUとGPUは一切スロットリングしませんでした。数ヶ月後に温度が上昇する場合は、CPUのアンダーボルトを行うこともできますが、ソフトウェアではファンの速度を制御することはできません。騒音に関しては、ノートパソコンがアイドル状態でもファンの音が聞こえるため、完全に無音ではありません。CPUとGPUの負荷が高い場合や最新のゲームをプレイしている場合、騒音レベルは最大で46dBになります。
11. アップグレード
オムニ15は、アップグレードが比較的簡単なノートパソコンの一つですが、バックパネルを開ける際には注意が必要です。プラスチックの厚さが非常に薄く、簡単に破損する可能性があります。Tech Findsのクリスが素晴らしいチュートリアルを作成しており、ラムとドライブの交換方法をステップバイステップで紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
12. ゲーム性能
G-SyncとGTX 1060またはGTX 1070 Max-Qの組み合わせにより、このデバイスでのゲーム体験は非常に快適です。以下は、2つの構成における平均的なフレームレートです。詳細なベンチマーク結果については、下記のリンクをご確認ください。
13. 総合評価
総合的に、予算構成(GTX 1060まで)においては、最新のHPオムニ15は非常に価値があります。他の競合他社と比べて、多くの機能を提供しているからです。ただし、GTX 1070 Max-Qの構成については、他の場所でより良いオファーが見つかるかもしれません。最近レビューしたGTX 1070 ASUS ROG SCAR IIなどと比較すると、最高のHP OMEN 15構成には欠けている機能の数々がわかります。詳細は説明欄のリンクをご覧ください。
14. プロとコン
プロ:
- 予算構成において非常に優れた価値
- 優れたディスプレイ
- 非常に堅牢な構造
- 優れた冷却性能
コン:
- GTX 1070 Max-Q構成は価値がない
- ソフトウェアの制限
- 短いバッテリー寿命
15. FAQ
Q: ディスプレイをアップグレードすることはできますか?
A: いいえ、ディスプレイはアップグレードすることができません。
Q: ファンの速度を調整することはできますか?
A: いいえ、ソフトウェアからファンの速度を制御することはできません。
Q: このノートパソコンの重さはどのくらいですか?
A: ノートパソコンの重さは約2.5kgで、充電器を含めると2.85kgになります。
Q: バッテリーの寿命はどのくらいですか?
A: 明るさを75%に設定した場合、ノートパソコンのバッテリーは約3時間12分持ちます。
Q: ノートパソコンの温度は高くなりませんか?
A: ベンチマークやゲームセッション中でも、CPUとGPUはスロットリングすることなく、短時間ですが安定した温度を保っています。
リソース: