(2022) 新型メカ17の比較!IntelとAMDモデルの特徴と選び方
目次
- 新型メカ17の比較
- ディスプレイの特徴
- カメラとウェブカム
- グラフィックスとストレージ
- メモリとWi-Fi
- バッテリー寿命と充電器
- BIOSとチューニング
- パフォーマンスと温度管理
- キーボードとトラックパッド
- ポートの選択
🖥️ 新型メカ17の比較
新型メカ17には、IntelバージョンとRyzen 6900 HXバージョンがあります。ウェブサイト上で明確に示されている要素や、その他の理由により、Intelユニットが有利な場合もありますが、AMDモデルを選ぶべき理由も2つあります。以下では、新型メカ17の特徴や比較について詳しく説明します。
💻 ディスプレイの特徴
両モデルとも、16:10のアスペクト比とQHD+解像度(2560 x 1600)を備えています。輝度は約300〜350ニット、カラーキャリブレーションは標準RGBの97%で、AdobeとP3のカバー率は75%です。2022年の標準的なパネルといえるでしょう。一方、IntelバージョンにはG-SyncとAdvanced Optimusが搭載されていますが、認証が取れなかったため今回は使用できません。ただし、FreeSyncは引き続き利用可能です。
📷 カメラとウェブカム
両モデルとも1080pのIRカメラとフルHDのウェブカムを搭載しています。IRカメラによる顔認識機能もありますが、720pのウェブカムと比べると性能は向上しています。ただし、ノートパソコンのカメラとしては標準的な性能と言えるでしょう。
🎮 グラフィックスとストレージ
両モデルとも、150WのRTX 3070 Ti、175WのRTX 3080、および175WのRTX 3080 TiのGPUオプションが用意されています。ストレージは2つのM.2スロットを搭載しており、最新のPCIe Gen 4規格に対応しています。SamsungのPM981の採用も可能で、驚異の高速性能を実現します。
💾 メモリとWi-Fi
両モデルともDDR5 4800MHzのメモリを搭載しており、信頼性の高いDIMMを使用しています。Wi-FiはWi-Fi 6(ax201またはax200)を採用しており、インテルチップセットとの互換性が優れています。
🔋 バッテリー寿命と充電器
バッテリー容量は99.8Whで、比較的大型のノートパソコンと言えます。AMDモデルのバッテリー寿命は5〜7時間であり、省電力設定などを行えば8時間以上持続することも可能です。一方、Intelモデルのバッテリー寿命は約25〜50%短くなります。充電器の容量も大きく、RTX 3080および3080 Tiには330Wの充電器が必要です。また、RTX 3070 Tiには280Wの充電器が使用されます。
⚙️ BIOSとチューニング
IntelモデルはBIOS機能が豊富で、Prima Mod BIOSが標準で搭載されています。このBIOSは、ユーザーがオーバークロックや電圧調整などさまざまな設定を自由に調整できるようになっています。一方、AMDモデルのBIOSにはこのような機能は搭載されておらず、選択肢は限られています。
⚡ パフォーマンスと温度管理
両モデルとも高いパフォーマンスを発揮しますが、最適なパフォーマンスを引き出すためには、適切な冷却が必要です。液体冷却システム(Liquid Propulsion Package)の導入により、CPUおよびGPUの温度を20度以上低減することができます。また、ソフトウェア内でのチューニングにより、さらなる温度低下が可能です。
⌨️ キーボードとトラックパッド
新型メカ17は、Cherry MXスイッチを採用したキーボードを搭載しています。このキーボードはクリック感があり、プレイ時に非常に正確な入力が可能です。一方、トラックパッドは大きく、使いやすいものの、一部の人には大きすぎると感じるかもしれません。
🖥️ ポートの選択
右側にはUHS-Ⅰカードリーダー、2つのUSB-Aポートがあります。左側にはKensingtonロック、USB-Aポート、ヘッドフォンとマイクの独立したポートがあります。背面には電源ポート、RJ45ポート、HDMI 2.1、Thunderbolt 4(USB-C)が備わっています。IntelバージョンのThunderbolt 4はディスプレイポートに接続されておらず、Iris Xeグラフィックスと直接接続されています。