57%オーバークロックされたIntel Celeronで新しい4コアレコードを樹立!
テーブル目次:
- 📚イントロダクション
- 🖥️テスト機器および環境
- 💻i312100の性能機能
- ⚡️カスタムウォータークーリングのアップグレード
- 🌡️オーバークロックの詳細
- 📈ベンチマーク結果と競争力
- 🔥ギークベンチ3の記録更新
- 💡G6900のオーバークロック
- 🔄Bクロックとベースクロックについて
- 📝まとめと今後の展望
イントロダクション
こんにちは、今回のビデオでは、Intelの第9世代CPUのオーバークロックテストを続けます。前回はAIOクーラーでテストしましたが、今回はカスタムウォータークーリングにアップグレードしました。さらに、CorsairのXC7 RGB Proブロックに切り替えて、OCのヘッドルームを広げることができるようになりました。
テスト機器および環境
テストに使用する主な機器は以下の通りです:
- プロセッサー: Intel i312100
- クーラー: Corsair XC7 RGB Proブロック
- サーマルペースト: Cryonod Extreme
- メモリー: 3000MHz C36
- マザーボード: エクストリームヒーロー、エイペックス、アクア
- ベンチマークツール: y-cruncher、ギークベンチ3
i312100の性能機能
i312100は4コアのCPUで、ゲーミング用途にはあまり興味深くありませんが、HWBotランキングにおいては非常に興味深い存在です。このCPUのIPCの向上により、液体窒素の記録に匹敵する成績が期待できるからです。このCPUは最初のランで5.3GHzのクロックを安定的に動作させることができましたが、まだクロックに余裕があります。ベンチマークスコアが4200ポイントを下回っていることも注目です。この価格帯のCPUとしては驚異的なパフォーマンスです。
カスタムウォータークーリングのアップグレード
今回はCorsairのXC7 RGB Proブロックにアップグレードし、さらにヘッドルームを広げることができました。また、サーマルペーストもCryonod Extremeに変更しました。カスタムウォータークーリングにより、冷却性能が向上し、OCのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
オーバークロックの詳細
i312100の最初のランでは、1.45Vの電圧と130Bのクロックを使用し、コア全体で5.3GHzのクロックを安定的に動作させました。ただし、温度的にはやや限界に近づいています。クロックを上げる余地はまだありますが、メモリーは3000MHz C36で稼働しており、助けになっています。キャッシュにもまだ余裕があるかもしれません。
ベンチマーク結果と競争力
i312100のベンチマークスコアは、4,200ポイント以下です。これはまさにAMDの5600Xと同等ですが、このCPUの方が価格が安いという点で驚異的な性能を発揮しています。実際、これは新たな4コアのワールドレコードです。以前の4コアのレコードは3,700ポイントでしたので、ほぼ400-500ポイント向上しています。さらに、5.4GHzまでクロックを上げることもできましたが、それがこのランダムなCPUの限界です。とはいえ、ランダムなCPUとしては非常に印象的な5.4GHzのクロックです。 Geekbench 3でも競争力のある記録を更新することができました。
G6900のオーバークロック
次に取り組むのは、デュアルコアのCeleronであるG6900です。現在のレコードからは500ポイントもの差があり、これを超えるためにはおそらく液体窒素が必要になるでしょう。ただし、Celeronをオーバークロックするとメモリースティックを検出できなくなるという問題が発生しています。さまざまな方法を試してみましたが、まだ解決策は見つかっていません。試してみる価値があるかもしれないのは、マザーボードのBクロックを動的に調整できるオプションです。エクストリームヒーローやエイペックス、アクアなどの高級なマザーボードにはこの機能がありますが、安価なマザーボードには搭載されていないことがほとんどです。
Bクロックとベースクロックについて
Bクロックとベースクロックは、オーバークロックにおいて重要な要素です。これらのクロックを調整することで、CPUのパフォーマンスを向上させることができます。Bクロックオーバークロックは非KOC CPUに対しても有効であり、特にエクストリームヒーローやエイペックス、アクアなどのマザーボードでは利用できる機能です。しかし、安価なマザーボードではこの機能を利用することはできません。Bクロックとベースクロックの関係についても詳しく調査を行いました。
まとめと今後の展望
今回のテストで、i312100は非常に高いパフォーマンスを発揮しました。4コアのレコードを更新し、競争力のあるスコアを記録することができました。また、G6900のオーバークロックに取り組みましたが、現在のレコードに挑戦するにはさらなる努力が必要なようです。今後の展望としては、冷却効果を生かすために液体窒素の使用や、マザーボードの改善が期待されます。これからの成果に期待が高まります。
FAQ
Q: i312100はゲーミングに適していますか?
A: i312100はゲーミングにはあまり適していませんが、HWBotランキングには非常に興味深い存在です。
Q: オーバークロックにはどのような効果がありますか?
A: オーバークロックにより、CPUのクロックを上げることでパフォーマンスが向上します。ただし、温度管理に注意が必要です。
Q: G6900のオーバークロックにはどのような難しさがありますか?
A: G6900のオーバークロックは現在のレコードに挑戦するためには液体窒素が必要であり、メモリースティックの検出の問題もあるため、困難です。
リソース