AMD Seattle Arm64ワークステーションの作成方法
目次
- はじめに
- アームワークステーションの概要
- アームシステムの特徴
- マザーボードの機能と仕様
- ハードウェアの取得と動作確認
- 簡易的な電源ユニットの使用
- ケースの取り付けと改造
- マザーボードとデバイスの接続
- OSのインストールと初期設定
- グラフィックカードとUSBカードのテスト
- まとめ
- 参考リンク
アームワークステーションの作成方法
はじめに
新しいビデオへの皆さんのお帰りなさい、今回はアームワークステーションの作成方法について紹介します。これは私がずっとやりたかったプロジェクトで、適したハードウェアを待ち続けていました。実際にはこのハードウェアを1年間持っていましたが、その経緯については後ほどお話しします。アームシステムはSBCやサーバーでよく利用されていますが、デスクトップ向けの中間のソリューションはほとんどありません。今回使用するハードウェアは、デスクトップのマザーボードに似ていますが、実際にはアームシステムです。
アームワークステーションの概要
このアームワークステーションは、16GBのECCメモリと1.5GHzから2GHzで動作する8コアのCortex-A57プロセッサを搭載したサーバーマザーボードです。さらにPCI ExpressレーンやBMCなどの機能も備えています。通常のデスクトップとは異なり、ビデオ出力はありませんが、ATX電源と14のSATAポートを備えています。初めはアーム用途に使用する予定でしたが、結局x86上で動作するFreeNASを使用することになりました。それ以外にも、このワークステーションには興味深いエッセンスがあります。
簡易的な電源ユニットの使用
今回は、コンパクトなピークパワーユニットを電源として使用します。このタイプの電源は小型で、外部の12Vアダプターで駆動します。電源供給は外部で行われ、マザーボードには12Vスムーズ化と5Vライン供給のみが必要です。マザーボード上の24ピンコネクターに接続する形で電源を供給します。
ケースの取り付けと改造
ケースとして「Corsair Carbide Spec-01」を使用しますが、ハードドライブケージを取り外す必要があります。理由は、ハードドライブケージの価格がケース自体よりも高いためです。また、このスペースを利用してストレージドライブとSSDを設置する予定です。
マザーボードとデバイスの接続
マザーボードをケースに取り付けた後、グラフィックカードとUSBカードを接続して動作確認を行います。PCIeレーンの互換性に関する問題が発生する可能性があるため、両方のデバイスが正常に動作するかテストする必要があります。
OSのインストールと初期設定
Fedoraをインストールし、必要な設定を行います。また、BIOSの変更も行う必要があります。最終的には、Fedoraのドライブを使用して正常に起動するか確認します。
グラフィックカードとUSBカードのテスト
最後に、グラフィックカードとUSBカードが互いに正常に動作するかテストします。PCIeレーンの互換性の問題が発生しないか確認し、問題がなければこのワークステーションは完成です。
まとめ
今回はアームワークステーションの作成方法について紹介しました。アームシステムの特徴やマザーボードの機能、ハードウェアの取得と動作確認、簡易的な電源ユニットの使用、ケースの取り付けと改造、マザーボードとデバイスの接続、OSのインストールと初期設定、グラフィックカードとUSBカードのテストなどを詳しく解説しました。アームワークステーションの作成は独自のチャレンジですが、非常に興味深く満足感のあるプロジェクトです。
参考リンク
- David Teslaのウェブサイト: リンク
- Carl Perriのプロフィール: リンク