AMD VS INTEL!Core i5 6600K VS FX 9590 CPU対決!
目次:
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インテルとAMDの比較
- 1.1. CPUの比較
- 1.2. FX 9590の特徴
- 1.3. Core i5 6600Kの特徴
- 1.4. ベンチマーク結果
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システムのパーツ
- 2.1. CPUとSSDの互換性
- 2.2. 選んだパーツの理由
- 2.3. オーバークロックの結果
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ベンチマーク結果の分析
- 3.1. Cinebenchの結果
- 3.2. ゲームのベンチマーク結果
- 3.3. Adobe Media Encoderのテスト結果
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結論
- 4.1. ゲーマー向けの選択肢
- 4.2. コンテンツクリエイター向けの選択肢
🖥️インテルとAMDの比較
1.1. CPUの比較
1.2. FX 9590の特徴
FX 9590は、市場で最高の提供をしているAMDのCPUですが、いくつかの点で不足しています。4.7GHzのクロックスピードと8コアというスペックは驚異的ですが、実際には8つの物理コアではなく、4つの物理コアを2つの論理コアに分割しているだけです。さらにシングルコアのパフォーマンスも、インテルのCore i5 6600Kに比べて劣っています。
1.3. Core i5 6600Kの特徴
Core i5 6600Kは、FX 9590とほぼ同じ価格で入手できるCPUです。クロックスピードは3.5GHzですが、必要に応じて最大で3.9GHzまでターボブーストすることができます。また、コア数は4つであり、6700Kという以前のモデルと同様にハイパースレッディングはありません。では、メディオクリティなシングルコアのパフォーマンスよりも、優れたシングルコアのパフォーマンスを持つ4つのコアの方が優れているのでしょうか。それについては、後ほどベンチマーク結果を見て判断しましょう。
1.4. ベンチマーク結果
ベンチマーク結果を見て、インテルとAMDのCPUを比較してみましょう。さまざまなテストを実施し、ベンチマーク結果を総合的に判断します。それでは、結果に注目して、どちらが優れたCPUなのかを見ていきましょう。
💻システムのパーツ
2.1. CPUとSSDの互換性
最初に、このビルドで使用したパーツについて説明します。まず、AMDのFX 9590システムでは、Intelの750シリーズSSDが互換性がないことがわかりました。そのため、FX 9590からIntelにアップグレードする必要がありました。さらに、FX 9590よりも高価なCPUとSSDを購入しましたが、その結果、GPUよりもCPUとSSDの価値が高くなりました。
2.2. 選んだパーツの理由
マザーボードにはMSI z170a gaming motherboardを選びました。その理由は、オーバークロックの機能や優れたI/O、シンプルでエレガントなカラースキームなどです。メモリにはDDR4 RAMを2本の8GBで選び、2400MHzで動作させました。他のパーツは以前のシステムと変わりありませんが、電源は750Wのものを使用し、ケースはThermalTakeのCore V71ケースを選びました。また、熱冷却には水冷式のThermalTake Water 3.0 Ultimateを使用しました。
2.3. オーバークロックの結果
FX 9590ではオーバークロックの限界があり、クーリングソリューションを使用しても安定したオーバークロックは4.8GHzまでとなりました。一方、Core i5 6600Kは容易にオーバークロックが可能で、4.5GHzの安定動作ができました。さらに高いクロックにすることも可能でしたが、電圧を上げるとチップの劣化が懸念されるため、4.5GHzで安定させました。
📊ベンチマーク結果の分析
3.1. Cinebenchの結果
Cinebenchのテスト結果は非常に興味深いものでした。このテストでは、すべてのコアが使われて画像がレンダリングされます。オーバークロックしたCore i5 6600Kの4つのコアが、8つのコアを持つFX 9590よりも優れたパフォーマンスを発揮しました。これは、複数のコアがどれだけ重要な役割を果たすかを示しています。
3.2. ゲームのベンチマーク結果
ベンチマークを実施したゲームにおいて、1080pに切り替えた場合には性能が向上しましたが、1440pではほとんど変化がありませんでした。これは、私のビデオカードがシステムのボトルネックとなっていることを示しています。他のベンチマーク結果も同様に、ビデオカードのボトルネックにより結果が変わらないか、むしろ悪化する傾向があります。
3.3. Adobe Media Encoderのテスト結果
Adobe Media Encoderのテスト結果は驚くべきものでした。このテストでは、CPUを100%使用して動画をエンコードします。Core i5 6600Kの4.5GHzのパフォーマンスにより、ビデオのレンダリング時間が大幅に短縮されました。コンテンツクリエイターとして動画のエンコードを頻繁に行う場合、この性能の向上は大いに役立ちます。
🏁結論
4.1. ゲーマー向けの選択肢
もし現在のCPUが100ドル未満である場合を除き、ゲーマーであるならば、CPUを交換することでゲーム体験を改善することができます。
4.2. コンテンツクリエイター向けの選択肢
動画のレンダリングやエンコードなど、CPUに依存する作業を頻繁に行うコンテンツクリエイターであれば、Core i5 6600KはFX 9590に比べて明らかな改善が見られるでしょう。
以上が、インテルとAMDの比較に基づいた解析結果です。最終的な選択は、個々のニーズや予算によって異なるかもしれません。ビデオの視聴ありがとうございました。