HTML基本構造とタグの使い方【入門ガイド】
目次:
- はじめに
- HTMLの基本構造
- 見出しの使い方とHTMLの見出しタグ
- テキストの装飾とスタイリング
- 4.1 テキストの強調と太字の使用
- 4.2 色の指定とフォントの変更
- リストの作成方法
- 5.1 番号付きリストの作成
- 5.2 箇条書きリストの作成
- リンクの挿入とリンクのスタイル
- 画像の挿入と画像のスタイル
- テーブルの作成とデータの配置
- フォームの作成と入力フィールドの設定
- 動画の埋め込みと再生設定
HTMLの基本構造と使い方
HTML(HyperText Markup Language)は、Webページの構造と内容を定義するためのマークアップ言語です。この記事では、HTMLの基本的な構造やタグの使い方について詳しく紹介します。
はじめに
HTMLは、ハイパーテキストを作成するための言語です。ハイパーテキストとは、テキストや画像などの情報をリンクで結びつけることで、ユーザーがネット上で情報を探索・閲覧できる仕組みのことです。HTMLを用いることで、ウェブページの構造やレイアウト、テキストの装飾などを指定することができます。
HTMLの基本構造
HTML文書は、<!DOCTYPE html>
から始まり、<html>
タグで囲まれた部分で構成されています。以下は、HTML文書の基本構造の例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>ページのタイトル</title>
</head>
<body>
<h1>見出し1</h1>
<p>段落のテキスト</p>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
: HTML文書であることを指定します。
<html>
: HTML文書のルート要素です。
<head>
: ページのメタ情報やスタイルシートのリンク先を指定します。
<title>
: ページのタイトルを指定します。ブラウザのタブなどに表示されます。
<body>
: ページの内容が記述される部分です。
見出しの使い方とHTMLの見出しタグ
HTMLでは、ページのセクションや項目を明示的に示すために、見出しを利用します。見出しには、<h1>
から<h6>
までのタグがあります。数字が小さいほど見出しの重要度が高くなります。以下は、見出しタグの使用例です。
<h1>これは見出し1です</h1>
<h2>これは見出し2です</h2>
<h3>これは見出し3です</h3>
<h1>
: 最も重要な見出しです。
<h2>
: 2番目に重要な見出しです。
<h3>
: 3番目に重要な見出しです。
このように、見出しタグを適切に使用することで、ページの構造を明確に示し、ユーザーにとっての利便性を向上させることができます。
テキストの装飾とスタイリング
HTMLでは、テキストの装飾やスタイリングを行うためのタグや属性を使用することができます。以下は、代表的なテキスト装飾の例です。
4.1 テキストの強調と太字の使用
テキストを強調したい場合は、<strong>
や<b>
タグを使用します。これにより、テキストが太字で表示されます。
<p>この部分を<strong>強調</strong>したい場合</p>
<p>または、このように<b>太字</b>にすることもできます</p>
4.2 色の指定とフォントの変更
テキストの色やフォントを指定するには、<span>
タグや<Font>
タグを使用します。<span>
タグにはstyle
属性を追加して、色やフォントのスタイルを指定します。
<p>このテキストは<span style="color: red;">赤色</span>で表示されます</p>
<p>また、このテキストは<span style="font-family: Verdana;">Verdana</span>フォントで表示されます</p>
テキストの装飾とスタイリングにおいては、適度なバランスを保ちながら、ユーザーにとっての読みやすさや視認性を重視することが重要です。
リストの作成方法
HTMLでは、順序付きリスト(番号付きリスト)や箇条書きリストを作成することができます。以下は、それぞれのリストの作成方法の例です。
5.1 番号付きリストの作成
<ol>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<li>項目3</li>
</ol>
<ol>
: 順序付きリストの開始を示します。
<li>
: 各項目を示します。
5.2 箇条書きリストの作成
<ul>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<li>項目3</li>
</ul>
リストを使用することで、情報を整理しやすくし、読みやすさを向上させることができます。
以上がHTMLの基本的な使い方とタグの紹介です。HTMLを駆使して、魅力的で読みやすいウェブページを作成しましょう。
【参考資料】