オフィスのLenovo PCから始める予算ゲーミングPCの組み立て
目次:
- 導入
- このコンピュータの問題
- ゲーム用に変更するための部品の収集
- マザーボードの交換とクリーニング
- クーリングファンとSSDの取り付け
- CPUの取り付けとクーリングの作業
- パソコンケースと電源の選択
- 電源の取り付けとケーブル管理
- グラフィックカードの取り付け
- Windowsのインストールと最終テスト
- パソコンの梱包と納品
- 結論
このコンピュータの問題
このコンピュータはLenovoのデスクトップであり、オフィス向けの構成でありながら、Intel i5 13世代の16GBのDDR4 RAMと512GBのM2 SSDなど、スペックは非常に良いです。しかし、このマシンはアップグレードがしにくいという問題があります。マザーボードを見ると、Gなどを接続するためのPCI Expressスロットなどの追加スロットはありません。しかし、このコンピュータをゲーム用に変更するというリクエストがありました。できるだけ安価で短時間で行うため、必要なコンポーネントを調達しました。新しい電源供給装置、新しいマザーボード、新しいGPU、冷却ファン、そして安価で良質なPCケースなどです。
マザーボードの交換とクリーニング
まず、マザーボードを交換する作業から始めます。マザーボードとしてAsus Prime b66 m-4 D4を選びました。このマザーボードは予算に合わせたものですが、12世代および13世代のIntel CPUに対応し、最大128GBのDDR4 RAMをサポートしています。また、割と小型のファンも付いています。このマザーボードにはほんの少し埃がついていましたが、使用されたことはなかったため、実質的に新品と同じ状態です。その他のパーツも同様に未開封のままです。
まず、CPUの取り付けを行います。CPUソケットを保護するために、CPUソケットをカバーで覆います。次に、M2 SSD、冷却ファン、RAMなどを順番に取り付けていきます。特にM2 SSDのスロットには専用のねじがなく、カバー自体が冷却と固定を兼ねるようになっています。少し方法が異なるかもしれませんが、一般的には問題ありません。マザーボードをブラシで磨き、余分な埃を取り除いた後は、冷却ファンを取り付けます。ここにはArctic freezer I thr 5という冷却ファンを使用しました。冷却ファンの表側を外し、裏側にあるねじを取り外す作業も簡単です。
クーリングファンとSSDの取り付け
クーリングファンを取り付けた後は、SSDの取り付けに移ります。SSDスロットには専用のねじがなく、カバーが冷却と固定を兼ねるようになっています。熱伝導の面でも問題ありません。私は常に優れたハードウェアにはより良い熱伝導性を持つThermal Grizzlyを使用するので、冷却ファンに付属している熱伝導ペーストを使用せずにThermal Grizzlyを選びました。CPUの上に薄く熱伝導ペーストを塗り、中央に1滴加えます。これにより、高温時に気泡が発生するのを防ぎます。あとはCPU全体をキレイにカバーしておけば、熱の伝達がスムーズに行われます。
クーリングファンの取り付けが完了したら、次はRAMの取り付けとその他の作業を行います。マザーボードのIRシールドやSATケーブルなども必要に応じて取り付けます。最後に、Lenovoのクーリングをきれいに掃除し、保護フィルムで包みます。そして、新しい冷却ファンの箱に入れて保護し、次回の使用に備えます。
...(文章は続きます)