RTX 3080 10GB vs RTX 3080 12GB vs RX 6900 XT【ベンチマーク】
テーブル目次
- GPU価格の変動
- AMDとNVIDIAの比較
- テストシステムの概要
- 3DMark FireStrikeによる性能比較
- レイトレーシングのパフォーマンス比較
- ゲームパフォーマンス
- Assassin's Creed Valhalla
- Borderlands 3
- Dirt 5
- Horizon Zero DAWN
- Metro Exodus Enhanced Edition
- Watch Dogs Legion
- Godfall
- エコースティクスと温度
- 合計システムパワーの比較
- パフォーマンスと価格のバランス
- 結論と今後の展望
GPU価格の変動
最近、GPUの価格が英国とアメリカでは下がり始めていることにお気づきかもしれません。当チャンネルには、それについて議論した動画もあるので、ぜひチェックしてみてください。価格が少し安定したことで、AMDとNVIDIAのカードを比較して、最新のドライバーやゲームでヘッドトゥヘッドの性能を見て、どちらが優れているかを検証することができます。今日は、ここにあるカードを見てみますが、調査しているうちに、どのブランドがどのカードを出しているのか、どのような価格で提供されているのかを見る必要がありました。そして、それによってさらなる疑問が生じましたが、それに入る前に、今日のスポンサーからのメッセージをご紹介します。
(スポンサーメッセージ)
AMDとNVIDIAの比較
さて、3枚のカードがあります。似た価格帯ですが、どのカードが勝利するのでしょうか。まずはMSI 3080 Supreme Xから始めましょう。実際に2つ手に入れましたが、10GBモデルと12GBモデルで若干の違いがあります。発売時に私の意見が明確になったことは間違いありませんが、今こそ過去のことです。今回問題となっているのは、今799ポンドまたは850ドルで10GBの3080を購入するか、980ポンドまたは990ドルで12GBの3080を購入するか、ということです。また、さらなる選択肢として、AMDの6900 XTも考えられます。現在、1000ポンドまたは999ドルで入手可能で、ほぼ同じ価格帯になっています。この状況で、約1000ポンド(またはドル)を持っている人々が疑問に思うことは何を買えばいいのか、ですよね。NVIDIAがレイトレーシングに優れていることは誰もが知っていますが、AMDが最新タイトルでラスタライゼーションの性能でも優れていることを覚えているかもしれません。結局のところ、これはタイトルによって異なる結果になる可能性があり、もちろん、レイトレーシングが本当に重要かどうかは個々の好みです。
(結論)
テストシステムの概要
私たちはASUS Crosshair 8 Dark Hero X570マザーボード、Ryzen 9 5900Xプロセッサ、Noctua NH-D15S CPUクーラー、Corsair Dominator Platinum 3600MHz DDR4メモリを使用したGPUテストシステムでカードを評価しました。リサイズバーとスマートアクセスメモリは無効にしてテストしましたので、旧世代のカードを使用して正確な比較ができます。また、撮影時には最新のドライバーを使用し、1080p、1440p、4Kの解像度でテストを実施しました。
(テストシステムの詳細)
3DMark FireStrikeによる性能比較
まずは、3DMark FireStrikeでの性能比較から始めましょう。ここでは、6900 XTが2つのRTX 3080を凌駕しており、3080の追加の2GB VRAMが性能向上に寄与していることがわかります。FireStrike Ultraでも同様の結果であり、12GBの3080が10GBの3080に比べて性能が向上することが示されています。Time Spyでも、30 80 12ギガと6900 XTの結果が近づいており、6900 XTがわずかにリードしています。
(3DMarkの結果)
レイトレーシングのパフォーマンス比較
レイトレーシングに関しては、当然NVIDIAのカードが優位性を持っています。NVIDIAはレイトレーシングにおいて優れた性能を持っていることは周知の事実であり、今回のテストでも明らかにその差が浮き彫りになりました。10GBと12GBのカードの比較では、12GBの方が優れた性能を示しています。
(レイトレーシングの結果)
ゲームパフォーマンス
さまざまなゲームでのパフォーマンスも評価しました。
Assassin's Creed Valhalla
このゲームでは、6900 XTがNVIDIAのカードをリードし、追加のVRAMがわずかな違いを生じています。
(パフォーマンスの結果)
Borderlands 3
1080pでのパフォーマンスはほぼ同等ですが、1440pでは12GBの3080がリードしています。
(パフォーマンスの結果)
Dirt 5
AMDが一般的に有利なゲームですが、このケースでは逆になっています。ただし、高フレームレートでは差はほとんどわからないレベルです。
(パフォーマンスの結果)
Horizon Zero Dawn
1080pから4Kまでの解像度で全てのカードを比較しました。結果からは、6900 XTが最も良いバリューとなります。
(パフォーマンスの結果)
Metro Exodus Enhanced Edition
NVIDIAのカードが上回っていますが、AMDのパフォーマンスも十分に競争力があります。
(パフォーマンスの結果)
Watch Dogs Legion
レイトレーシングに関しては、NVIDIAのカードが優位性を持っていますが、性能と価格のバランスはAMDが優れています。
(パフォーマンスの結果)
Godfall
3枚のカードのパフォーマンスはほぼ同等ですが、わずかな差があります。
(パフォーマンスの結果)
エコースティクスと温度
カードのエコースティクスと温度についても評価しました。AMDのリファレンスカードは、意外なことに、NVIDIAのRTXカードよりも静かでした。ただし、温度は他のカードよりも高くなりました。
(エコースティクスと温度の結果)
合計システムパワーの比較
全体的なシステムのパワーコンシュームも比較しました。AMDのリファレンスカードが最も低く、NVIDIAのカードは少し高くなりました。
(システムパワーの結果)
パフォーマンスと価格のバランス
純粋なラスタライゼーションのパフォーマンスを考えると、AMDが明らかに優れています。しかし、レイトレーシングにおいては、NVIDIAの方が優れたパフォーマンスを発揮しています。価格と性能を考慮して、どのカードを選ぶかは個人の好みによります。
(パフォーマンスと価格のバランスの考察)
結論と今後の展望
今回の比較では、AMDの6900 XTがパフォーマンスと価格のバランスにおいて優れていることが示されました。しかし、レイトレーシングを重視する場合は、NVIDIAのカードを選ぶべきです。今後の次世代のカードにはさらなる進化が期待されます。特にレイトレーシングのパフォーマンスにおいて、NVIDIAが進化を遂げることになるでしょう。AMDも追いつくことが予想されますが、時間がかかるかもしれません。純粋なラスタライゼーションの性能においては、AMDが明らかに優れていますが、レイトレーシングにおいてはNVIDIAが優位です。
(結論と今後の展望)