RX480:伝説のグラフィックカードは新しいゲームでも最高のパフォーマンスを発揮!
目次
- 紹介
- RX480の概要
- RX480の性能
- 3.1 ゲームパフォーマンス
- 3.2 ビデオメモリの使用
- 3.3 オーバークロック
- 3.4 電力消費と冷却
- RX480の比較
- 4.1 GTX 1060との比較
- 4.2 RX 580との比較
- 4.3 RX 570との比較
- 4.4 RX 470との比較
- RX480の利点と欠点
- RX480の評価
- まとめ
- 参考資料
RX480: 伝説のグラフィックカードの復活
RX480は、2016年にリリースされた伝説的なグラフィックカードであり、当時のコンクエストであるGTX 1060に多くの点で劣りました。しかし、年月が経ち、AMDはドライバーを改善し、RX 580というオーバークロックされたバージョンをリリースしました。このバージョンでは、GTX 1060をすでに上回り、一部のゲームではGTX 1070とも肩を並べる性能を発揮します。
RX480の性能
3.1 ゲームパフォーマンス
RX480は、ゲームパフォーマンスにおいてどのような性能を発揮するのでしょうか?実際に最新のゲームや数年前の人気ゲームを動かしてみました。テストにはフルHD解像度を使用し、ゲームごとに設定を調整しました。
- メトロ・エクソダス:ウルトラプリセットで平均FPSは45〜55で安定し、実質的にスムーズにプレイできます。ビデオメモリの消費は3GB程度です。
- Control:ウルトラ設定で最低FPSは45でしたが、平均的には50〜55の範囲で安定しています。ビデオメモリの消費は3.3GB程度です。
- Shadow of the Tomb Raider:中〜高設定で、フレームレートは60に近づきます。ビデオメモリの消費は3GB以下です。
- GTAオンライン:高設定で、フレームレートは53から60の間で変動します。ビデオメモリの消費は3GB程度です。
- Rage 2:高設定で、フレームレートは60を超えます。ビデオメモリの消費は3GB未満です。
これらのテスト結果から、RX480は最新のゲームにおいても一定のパフォーマンスを発揮し、ビデオメモリの消費も抑えられていることが分かります。
3.2 ビデオメモリの使用
RX480は、4GBのビデオメモリを搭載していますが、最新のゲームではこの容量が不足することがあります。特に高設定や高解像度でプレイする場合、ビデオメモリの使用量は増えていきます。そのため、4GBのバージョンでは設定を下げる必要があるかもしれません。
3.3 オーバークロック
RX480は、オーバークロックにも対応しており、パフォーマンスをさらに引き出すことが可能です。ただし、オーバークロックによって発熱も増えるため、適切な冷却を確保する必要があります。また、オーバークロックは個人の責任で行う必要があります。
3.4 電力消費と冷却
RX480の消費電力は比較的高く、特にオーバークロック時には170W近くになります。そのため、十分な電力供給と適切な冷却が必要です。また、オーバークロックによる発熱も考慮する必要があります。
RX480の比較
RX480を他のグラフィックカードと比較してみましょう。
4.1 GTX 1060との比較
RX480とGTX 1060を比較すると、RX480は一部の点で劣るものの、ドライバーの改善により性能が向上し、競争力を持つようになりました。
4.2 RX580との比較
RX480とRX580は、非常に似た性能を持っています。RX580はわずかに性能が向上していますが、価格差を考慮すると、RX480も優れた選択肢となります。
4.3 RX570との比較
RX570は、RX480の下位モデルですが、性能の差はあまりありません。価格が安いため、予算の制約がある場合にはRX570も検討すべきです。
4.4 RX470との比較
RX470とRX480は非常に似た性能を持っていますが、RX480の方がわずかに上回ります。しかし、価格差を考慮すると、RX470も魅力的な選択肢となります。
RX480の利点と欠点
RX480の利点と欠点をまとめてみました。
利点:
- 競争力のある性能
- オーバークロックに対応
- 比較的安価な価格
欠点:
- ビデオメモリ容量が4GBに限定される
- 消費電力が高い
RX480の評価
RX480は、競争力のある性能と比較的安価な価格により、多くのゲーマーやマイナーに愛された伝説的なグラフィックカードです。ビデオメモリの容量や消費電力が欠点ではありますが、十分に優れた選択肢として評価されています。
まとめ
RX480は、2016年にリリースされた伝説のグラフィックカードであり、その後のバージョンアップによりさらなるパフォーマンスを発揮するようになりました。競争力のある性能と比較的低価格により、多くのユーザーから支持されています。
参考資料