Ryzen 7 1700と2700Xの性能比較
テーブルの内容
- 導入
- CPUのアップグレード
- マザーボードとRAMの仕様
- ベンチマーク結果
- シンセティックベンチマーク
- ビデオレンダリングの比較
- ゲームのパフォーマンス
- プロセッサクーラーのテスト
- マザーボードの影響
- 結論
- コメントと質問
CPUのアップグレード
CPUのアップグレードに関する情報が欲しい方におすすめです。この記事では、Deep Cool Game Stone Captain 240 X RTのアンボクシングおよびインストールについての情報から、Ryzen 7 1700からRyzen 7 2700Xへのアップグレードに至るまでの経緯をご紹介します。前回のビデオでは、2700Xが30分ほどで故障し、新しいCPUが必要になりました。今回は、新しいCPUについてのベンチマーク結果を中心にご紹介します。
マザーボードとRAMの仕様
まず、使用されているマザーボードはAX 370 Gaming K5シリーズであり、X370チップセットを搭載しています。このマザーボードは性能面でのベンチマークを行うため、一時的にX470マザーボードへのアップグレードは行いませんでした。また、ベンチマークに使用されているRAMはCrucialのBallistixシリーズで、2400メガヘルツの2×8ギガバイトです。この情報を踏まえて、ベンチマーク結果を見てみましょう。
ベンチマーク結果
ベンチマークでは、合成ベンチマークとビデオレンダリングの比較、そしてゲームパフォーマンスに焦点を当てました。合成ベンチマークでは、2700Xがほぼすべてのテストで1700を上回っており、優れた性能を発揮しています。ビデオレンダリングでは、2700Xを使用することで合計2分の短縮に成功しました。しかし、ゲームパフォーマンスに関してはあまり満足していませんでした。平均フレームレートが若干向上しましたが、RAMの速度が影響している可能性があります。今後は、より高速なRAMやX470マザーボードの導入により、さらなる性能向上が期待できるでしょう。
プロセッサクーラーのテスト
さらに、プロセッサクーラーのテストも行いました。まず、Prime95を使用して半時間ストレステストを行い、CPUの最大発熱を確認しました。純正のクーラーを使用した場合、温度は上昇せず安定していました。しかし、Deep Cool Captain 240 X RGBを使用した場合は、マザーボード上の空気の流れが不十分であり、一部の部品の温度が非常に高くなりました。そのため、パフォーマンスを最大限に引き出すためには、適切な空気の流れを確保するための工夫が必要です。
マザーボードの影響
ここでは、AX 370マザーボードの設計による影響について考察します。VRMの設計が十分でなく、マザーボード上のヒートシンクもあまり効果がないため、マザーボードの冷却には注意が必要です。例えば、小型のファンを追加することで、VRMの温度を安定させることができます。しかし、より効果的な冷却を実現するためには、X470マザーボードの導入がおすすめです。
結論
今回の記事では、Ryzen 7 1700から2700XへのCPUのアップグレードについて詳しくご紹介しました。合成ベンチマークやビデオレンダリングの結果から、2700Xの優れたパフォーマンスが確認できました。しかし、ゲームパフォーマンスに関しては改善の余地があります。高速なRAMやX470マザーボードの導入を検討することで、さらなる性能向上が期待できるでしょう。
コメントと質問
この記事に関するコメントや質問がありましたら、コメント欄にお寄せください。また、より多くの動画をご覧になりたい場合は、チャンネルの登録をお願いします。ご視聴ありがとうございました。次回の記事でお会いしましょう。