Ryzen 7 2700X vs Core i7 8700K: 35ゲームでのベンチマーク比較
テーブル内容:
- 導入
- テストシステムのセットアップ
- Battlefield 1の結果
- Far Cry 5の結果
- Rainbow Six Siegeの結果
- DOOMの結果
- CSGOの結果
- PUBGの結果
- Vermintide 2の結果
- パワーコンシューマーの比較
- 結論
ゲーミングCPU比較:Ryzen 7 2700X vs Core i7 8700K
私たちは、Ryzen 7 2700XとCore i7 8700Kの2つのゲーミングCPUの比較を行います。これらは両方とも高性能なデスクトップパーツであり、同じ価格帯に位置しています。では、まずテストシステムのセットアップから話しましょう。
2. テストシステムのセットアップ
Ryzen 7 2700Xのシステムには、GigabyteのX370 AORUS Gaming 7マザーボードと16GBのDDR4 3400メモリが使用されています。一方、Core i7 8700Kのシステムには、Asus ROG Crosshair 7 Heroマザーボードと同じく16GBのDDR4 3400メモリが使用されています。
両CPUはオーバークロックされ、Ryzen 7 2700Xは4.2GHz、Core i7 8700Kは5.0GHzで動作しています。冷却にはCorsair HydroシリーズのH150i ProとH100i V2が使用されており、それぞれCorsair Crystal 570Xケースに搭載されています。
3. Battlefield 1の結果
まずは、Battlefield 1の結果を見てみましょう。低い解像度(720p)では、Core i7 8700Kの方が12%高速でした。しかし、1080pでは類似したマージンでした。1440pでは、GPUの性能により両CPUのパフォーマンスは同じでした。
この結果から、Ryzen 7 2700XとCore i7 8700Kのゲームパフォーマンスは非常に似ていることがわかります。
4. Far Cry 5の結果
次に、Far Cry 5の結果を見てみましょう。720pでは、Core i7 8700Kの方が15%高速でした。しかし、1080pおよび1440pでは、マージンは縮小し、ほとんど同じパフォーマンスでした。
この結果から、ゲームの解像度が上がるにつれて、Ryzen 7 2700XとCore i7 8700Kのパフォーマンスの差は小さくなることがわかります。
5. Rainbow Six Siegeの結果
Rainbow Six Siegeの結果を見てみましょう。720pでは、Core i7 8700Kの方が12%高速でした。しかし、1080pではマージンが縮小し、1440pでは両CPUのパフォーマンスが同じでした。
この結果から、Rainbow Six Siegeでは、Ryzen 7 2700XとCore i7 8700Kの性能の差はほとんどありません。
6. DOOMの結果
次に、DOOMの結果を見てみましょう。720pでは、Core i7 8700Kの方が10〜14%高速でした。1080pでは、マージンが縮小し、1440pではRyzen 7 2700Xの方がわずかに高速でした。
この結果から、DOOMでは、Ryzen 7 2700XとCore i7 8700Kの性能にはわずかな違いがあります。
7. CSGOの結果
CSGOの結果を見てみましょう。このベンチマークでは、フレームタイムと平均フレームレートのパフォーマンスに大きな差があります。フレームタイムでは、Core i7 8700KはRyzen 7 2700Xよりも11〜24%高速でした。平均フレームレートでは、Core i7 8700Kは33〜52%高速でした。
この結果から、CSGOのベンチマークでは、Core i7 8700Kが優れたパフォーマンスを示しました。
8. PUBGの結果
PUBGの結果を見てみましょう。720pでは、Core i7 8700Kの方が17%高速でした。しかし、1080pおよび1440pでは、両CPUのパフォーマンスにほとんど差がありません。
この結果から、PUBGではRyzen 7 2700XとCore i7 8700Kの性能の差は小さいことがわかります。
9. Vermintide 2の結果
最後に、Vermintide 2の結果を見てみましょう。720pでは、Ryzen 7 2700Xの方が26%高速でした。1080pでは、マージンが縮小し、1440pではパフォーマンスはほとんど同じでした。
この結果から、Vermintide 2では、Ryzen 7 2700XとCore i7 8700Kのパフォーマンスは非常に似ていることがわかります。
10. パワーコンシューマーの比較
テスト中に観察されたパワーコンシューマーの数値についてのメモです。Ryzen 7 2700Xシステムは380〜410ワット、Core i7 8700Kシステムは420〜444ワットの間を消費しました。
結論として、Core i7 8700KはRyzen 7 2700Xよりもわずかに高速であることがわかりました。ただし、ゲームにおいてはほとんど差がなく、GPUによってパフォーマンスが制限されることもあります。
以上がRyzen 7 2700XとCore i7 8700Kの比較結果です。どちらを選ぶかは、個々人のニーズによるものです。ゲーミングに重点を置く場合は、Core i7 8700Kがおすすめです。しかし、コストを節約したい場合やコア重いアプリケーションを使用する場合には、Ryzen 7 2700Xの方が適しているかもしれません。
【メリット】
- Core i7 8700Kはゲーミングにおいてわずかに高速である
- Ryzen 7 2700Xはコア重いアプリケーションにおいて優れたパフォーマンスを発揮する
【デメリット】
- Core i7 8700Kのほうが若干高価である
- Ryzen 7 2700Xのプラットフォームは将来のサポートが限定的である
以上がRyzen 7 2700XとCore i7 8700Kの比較に関する結果と考察です。どちらを選ぶかは、個々のニーズや予算によるものです。最終的な決定をする際には、自身の目的や使用方法に合わせて選択しましょう。
(リソース:Corsair Vengeance RGB Pro Series - [URL])