🖥️ ガイド:初めてのRyzen 2ビルド!
目次
- はじめに
- ビルドのパーツリスト
- マザーボードの選択
- パワーサプライの検討
- メモリの選択とオーバークロックの可能性
- ストレージデバイスの選択
- OSの選択とインストール
- BIOSの設定と安定性の確保
- パフォーマンステストと評価
- クロージングと感謝の気持ち
🖥️ ガイド:AMD Ryzen 3 ビルドを成功させよう!
こんにちは、皆さん。マルコです。今日は新しいビルドのお話です。前回のビルドから数ヶ月が経ちましたので、久々のビルドにワクワクしています。今回はAMD Ryzen 3を使用したビルドになりますが、特に注目すべきは統合されたRadeon Vegaグラフィックスです。それに合わせて対応するマザーボードを探し、Gigabyte製のB450M DS3Hを選びました。とても長い名前ですが、肝心の「AMD Ryzen Desktop 2000 Ready」というステッカーが貼られていますので、問題ありません。
実は、Ryzen 3が登場した頃からこのビルドを考えていましたが、別のビルドで使用するために必要なマザーボードの返品手続きを避けたかったので、実現には至りませんでした。ただ、先日、テネシー州を通る途中、アトランタに立ち寄った際にMicro Centerに行き、そこでRyzen 3をセール価格で入手することができました。Amazonなどのウェブサイトで買うことが多いので、製品を直接手に取って確認できるのは本当にうれしいことです。
このビルドには、おなじみの安価なROSEWILL FBM-01ケースを選びました。デザインは地味ですが、コンピュータを組むために必要最低限の機能が備わっており、コストも25ドルと非常にリーズナブルです。私の目的は、Linuxの環境構築やVegaグラフィックスのテストですので、問題ありません。
ストレージデバイスにはADATA SU800 128GB M.2 SSDを選びました。このSSDはすでにいくつかのビルドで使用しており、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。また、このビルドにはPowerSpec 430W電源を選びました。ちょっと詳細はわかりませんが、Micro Centerのオリジナルブランドであるため、品質に不安があるかもしれませんが、80 Plus認証を取得しており、価格も30ドルと手頃です。
最後に、Patriotの4GB RAMを選びました。Patriotは他のビルドでも使用しているメーカーで信頼性が高いと思います。オーバークロックにはあまり興味がないので、4GBのRAMで十分でしょう。
それでは、ビルドのパーツリストを見ていきましょう。
2. ビルドのパーツリスト
- CPU: AMD Ryzen 3 2200G
- マザーボード: Gigabyte B450M DS3H
- ケース: ROSEWILL FBM-01
- ストレージ: ADATA SU800 128GB M.2 SSD
- 電源: PowerSpec 430W
- RAM: Patriot 4GB DDR4
次に、マザーボードの選択について詳しく見ていきます。
🎮 マザーボードの選択
今回のビルドでは、AMD Ryzen 3 2200Gというプロセッサを使用します。これは統合されたRadeon Vegaグラフィックスを搭載しているため、それに対応したマザーボードを選ぶことが重要です。
そこで、Micro Centerで販売されているGigabyte B450M DS3Hを選びました。このマザーボードはAMD Ryzen Desktop 2000 Readyというステッカーが貼られており、問題なく2200Gに対応しています。
B450M DS3Hは、Micro ATXフォームファクターでありながら、十分な機能を備えています。AMDのPrecision BoostとXFR技術に対応しており、オーバークロックも可能です。
また、このマザーボードはRGB Fusionという機能を搭載しており、LEDストリップを接続することでカスタムライティングを楽しむことができます。
ただし、B450M DS3HはデュアルBIOSではないため、注意が必要です。オーバークロックやBIOSの設定には慎重に行う必要があります。
3. パワーサプライの検討
パワーサプライは、安定した動作とシステムのパワーデマンドに応えるために非常に重要な部品です。今回のビルドにはPowerSpec 430Wを選びましたが、これはMicro Centerのオリジナルブランドであるため、他の有名なブランドよりもリーズナブルな価格で購入することができます。
ただし、この電源ユニットは80 Plus認証を取得しているものの、品質や信頼性については不明な点があります。もし安定性を求める場合は、他の有名なブランドのパワーサプライを選ぶことをおすすめします。
パワーサプライは長期使用を考えると将来のアップグレードにも対応できる余裕を持つものを選ぶことが重要です。
4. メモリの選択とオーバークロックの可能性
メモリは、システムのパフォーマンスに直結する重要な要素です。今回のビルドでは、Patriotの4GB DDR4 RAMを選びました。Patriotは信頼性が高く、安定したパフォーマンスを提供しているメーカーです。
4GBのRAMは一般的な使用には十分な容量ですが、将来的なアップグレードを考えると、少し多めの容量を選ぶことをおすすめします。特にゲームやビデオ編集など、メモリを多く使用するタスクを行う場合は、8GB以上のRAMを検討してください。
オーバークロックについては、今回のビルドではあまり重要ではありません。Ryzen 3 2200Gはベースクロックでも十分なパフォーマンスがありますので、メモリのオーバークロックは必須ではありません。
ただし、将来的にオーバークロックを試したい場合は、メモリクロックを高くするために、メモリの速度を選ぶ際に注意が必要です。Ryzenプロセッサは高速なメモリクロックに対応しているため、快適なパフォーマンスを実現することができます。
5. ストレージデバイスの選択
ストレージデバイスは、データの保存やロードの速度に直結する重要な要素です。今回のビルドでは、ADATA SU800 128GB M.2 SSDを選びました。
このSSDは、NVMeではなくSATA接続ですが、コストパフォーマンスに優れており、一般的な使用には十分な速度を提供します。オペレーティングシステムやよく使用するアプリケーションをSSDにインストールすることで、快適な使用感を得ることができます。
また、ストレージ容量は今後の使用目的に応じて選ぶことが重要です。データの保存や大容量のファイルを扱う場合は、より大きな容量のストレージデバイスを選ぶことをおすすめします。
6. OSの選択とインストール
今回のビルドでは、Linuxの環境構築やVegaグラフィックスのテストを主に行う予定です。Linuxはオープンソースのオペレーティングシステムであり、セキュリティやカスタマイズ性に優れています。
ただし、Windowsを使用したい場合は、Windows 10を検討してください。Windowsは幅広いソフトウェアやゲームに対応しており、使い慣れた環境で作業することができます。
OSのインストールは比較的簡単です。USBドライブやDVDからブートして、指示に従ってインストールを行えばOKです。インターネットに接続している場合は、オペレーティングシステムやドライバの更新を行うことをおすすめします。
7. BIOSの設定と安定性の確保
ビルドが完成したら、BIOSの設定を行い、システムの安定性を確保する必要があります。BIOSは基本的なハードウェアの設定やオーバークロックの調整を行うためのソフトウェアです。
まず、BIOSに入るためには、電源を入れた直後にF2またはDeleteキーを押す必要があります。BIOS画面に入ったら、以下の設定を確認・調整してください。
- ブートデバイスの順序: OSをインストールしたストレージデバイスが最初に認識されるように設定します。
- メモリのクロック: メモリ速度を設定することで、パフォーマンスの向上が期待できます。ただし、安定性を損なう可能性もあるため、慎重に行いましょう。
- オーバークロックの設定: オーバークロックを行いたい場合は、CPUやメモリのクロックを調整します。ただし、オーバークロックはシステムの安定性に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
設定が完了したら、保存して再起動します。安定性のテストを行い、問題がないことを確認しましょう。
8. パフォーマンステストと評価
ビルドが正常に動作するかどうかを確認するために、パフォーマンステストを行いましょう。ベンチマークソフトウェアを使用して、CPUの速度やグラフィックスの性能を測定することができます。
また、実際にゲームやアプリケーションを使用しても、快適なパフォーマンスが得られるかどうか確認してください。特に、Vegaグラフィックスの性能に注目してテストを行うことをおすすめします。
ビルドのパフォーマンスが満足できるレベルに達しているかどうかは個人の好みや使用目的によって異なります。しかし、安定した動作と十分なパフォーマンスが得られることが大切です。
9. クロージングと感謝の気持ち
ビルドの完了おめでとうございます!今回はAMD Ryzen 3を使用したビルドについてのガイドをお届けしました。ビルドのパーツ選びやBIOSの設定など、様々な項目について詳しく解説しました。
最後に、このビルドを成功させるためのポイントを振り返りましょう。
- 正しいマザーボードを選ぶことで、プロセッサとグラフィックスを最大限に活用できます。
- 安定した電源を選ぶことで、システムの信頼性を確保します。
- メモリの容量と速度を適切に選ぶことで、快適なパフォーマンスを実現します。
- 高速なストレージデバイスを選ぶことで、データの読み書き速度を向上させます。
- BIOSの設定を慎重に行い、システムの安定性を確保します。
このガイドが皆さんのビルドの成功に役立つことを願っています。ご質問やご意見がありましたら、お気軽にコメントしてください。
それでは、楽しいビルド体験を!