【簡単】MSI MAG B550 Tomahawk BIOSのフラッシュ方法を解説!
目次
- なぜBIOSのフラッシュが必要なのか
- 必要な機材
- USBドライブのフォーマット
- 最新のBIOSのダウンロード
- BIOSの解凍とファイル名の変更
- USBドライブへの書き込み
- パワーサプライの接続
- BIOSのフラッシュの手順
- フラッシュ完了の確認
- 結論
💻 BIOSのフラッシュ方法
コンピュータのBIOSをフラッシュする方法について、この記事では詳しく紹介します。BIOSのフラッシュが必要になるのは、最新のCPUが古いBIOSバージョンと互換性がない場合です。この問題が起きると、PCが起動できなくなります。では、以下の手順に従って、BIOSのフラッシュを行いましょう。
1. なぜBIOSのフラッシュが必要なのか
最新のCPUと古いBIOSバージョンでは互換性がないことがあります。そのため、PCを起動するとPOSTシーケンスでハングアップし、デバッグLEDがCPUを点滅する状態になります。特に、今年後半にリリースされるzen 3やRyzen 4000デスクトッププロセッサなどの新しいRyzenプロセッサでは、この問題が発生する可能性があります。幸いなことに、古いCPUを一時的にインストールする必要なく、問題を解決する方法があります。
2. 必要な機材
BIOSのフラッシュには以下の機材が必要です。
この2つの機材があれば、BIOSのフラッシュが可能です。
3. USBドライブのフォーマット
まず、使用するUSBドライブを挿入し、現在のフォーマットを確認します。NTFSでフォーマットされている場合は、FAT32に変更する必要があります。フォーマットを変更するには、ファイルシステムをFAT32に指定してドライブをフォーマットします。
4. 最新のBIOSのダウンロード
MSIの公式ウェブサイトにアクセスし、マザーボードの製品ページに移動します。サポートページに移動し、BIOSセクションから最新のBIOSをダウンロードします。ダウンロードが完了したら、ファイルを解凍します。
5. BIOSの解凍とファイル名の変更
ダウンロードしたファイルを解凍し、BIOSファイルを見つけます。BIOSファイルの名前をmsi.romに変更し、そのままUSBドライブのルートディレクトリにコピーします。
6. USBドライブへの書き込み
USBドライブが正しく準備されたら、次はパソコンに接続された電源供給ユニットをオンにします。その後、USBドライブをマザーボードに挿入し、フラッシュボタンを押します。ボタンが内側にあるため、ドライバやピンセットなどを使用してボタンを押すことをおすすめします。
7. パワーサプライの接続
フラッシュを行うためには、パソコンに接続された電源供給ユニットが必要です。主電源の24ピンコネクタと、右上にあるEPSコネクタに電源ケーブルを接続します。
8. BIOSのフラッシュの手順
電源が接続されると、マザーボード上のフラッシュボタンを押し、周囲のLEDが点灯します。また、USBドライブやフラッシュボタンの近くにあるLEDも点滅し始めます。この点滅は4〜5分間続きます。
9. フラッシュ完了の確認
フラッシュが完了すると、マザーボード上のフラッシュボタンの近くのLEDが点滅を止めます。これでフラッシュが完了しました。
🔍 まとめ
BIOSのフラッシュを行うことで、新しいCPUとの互換性問題を解消することができます。上記の手順に従って、自宅で簡単に実施できます。もしあなたが最新のCPUと互換性のないBIOSバージョンをお使いの場合は、ぜひこの方法を試してみてください。
FAQ
Q: BIOSをフラッシュする必要はありますか?
A: 最新のCPUと古いBIOSバージョンは互換性がない場合がありますので、その場合はフラッシュが必要です。
Q: フラッシュに特別な機材は必要ですか?
A: パワーサプライとUSBドライブがあれば、特別な機材は必要ありません。
Q: フラッシュの手順を教えてください。
A: 記事内の手順を詳細に説明していますので、それに従って行ってください。
Q: フラッシュにはどのくらい時間がかかりますか?
A: フラッシュの完了までに4〜5分ほどかかります。
Q: フラッシュ後、何か特別な操作が必要ですか?
A: フラッシュが完了すると自動的に処理が終了しますので、特別な操作は必要ありません。
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