自作の3 in 1 DOSレトロゲーミングPCを作ろう!

目次

1. イントロダクション
2. マザーボードの選択と設定
3. グラフィックスカードの選択と設定
4. ストレージの追加と設定
5. ゲームのプレイ性能のバランス調整
6. モニターの選択と設定
7. サウンドカードの選択と設定
8. ドライブの追加と設定
9. MS-DOSのインストールとセットアップ
10. サウンドブラスタードライバーのインストール

イントロダクション

この記事では、自作のゲームPCを作成する際の手順と設定について紹介します。ゲームPCは、古いDOSゲームをプレイするためのものであり、性能や互換性を重視して構築されています。マザーボードの選択と設定から始め、グラフィックスカード、ストレージ、サウンドカードなどのパーツを追加し、MS-DOSのインストールとセットアップを行います。最終的に、サウンドブラスタードライバーをインストールしてプレイ準備を完了させます。

マザーボードの選択と設定

まずは、適切なマザーボードの選択と設定から始めましょう。マザーボードは、ゲームPCの基盤となる重要な部品です。互換性や性能を考慮し、DFIのスーパーソケット７ボードを選択しました。このマザーボードは、ジャンパーやディップスイッチの設定が簡単に行えるため、正しい設定を見つけることが容易です。

グラフィックスカードの選択と設定

次に、グラフィックスカードの選択と設定を行います。DOSゲームの互換性とコストを考慮し、NVIDIAのTT2m64を選択しました。このカードは、DOSゲームとの互換性が高く、見つけやすく、ほとんど費用がかかりません。

ストレージの追加と設定

ストレージの追加と設定を行いましょう。10GBのドライブとCD/DVDドライブを追加し、GOTEKフロッピーエミュレーターを使用します。これにより、新しいDOSゲームの実行がスムーズに行えます。ただし、一部の高解像度のゲームは速すぎるため、PCを386に変更する必要があります。BIOSにアクセスし、プロセッサキャッシュとマザーボードキャッシュを無効にします。これにより、Wing CommanderやTest Drive 3などのゲームが正常に動作します。

ゲームのプレイ性能のバランス調整

ゲームのプレイ性能を調整するために、いくつかの設定を行います。特に、386や486への切り替えや、プロセッサキャッシュやマザーボードキャッシュの無効化などが重要です。また、ゲームごとに速すぎる場合や遅すぎる場合の設定もあります。例えば、Opinion Theme Parkでは386に設定し、Wing CommanderやTest Drive 3では486に設定します。

モニターの選択と設定

モニターの選択と設定を行います。ゲームプレイに適した解像度と表示品質を選択することが重要です。また、モニターのリフレッシュレートや表示モードなどの設定も行います。

サウンドカードの選択と設定

サウンドカードの選択と設定を行いましょう。Sound Blaster AWE 64 Goldを使用し、マザーボードのPCスピーカー出力とサウンドカードを接続します。これにより、高品質なサウンド体験が可能となります。

ドライブの追加と設定

ドライブの追加と設定を行います。CD/DVDドライブを追加し、GOTEKフロッピーエミュレーターを使用します。これにより、様々なディスクを切り替えながらゲームをプレイすることができます。

MS-DOSのインストールとセットアップ

MS-DOSのインストールとセットアップを行います。インストールディスクを使用し、ハードドライブのパーティション作成やフォーマットを行います。また、BIOSの設定や起動順序の変更も行います。

サウンドブラスタードライバーのインストール

最後に、サウンドブラスタードライバーのインストールを行います。CTCMとサウンドブラスターベーシックディスクを使用し、ドライバーをインストールします。これにより、サウンドカードの機能を最大限に活用できます。

このように、自作のゲームPCの構築と設定を行うことで、古いDOSゲームを快適にプレイすることができます。各パーツの選択と設定、MS-DOSのインストールとセットアップ、サウンドブラスタードライバーのインストールなど、細かな手順を踏むことで、最適なゲーム環境を実現できます。

※この記事は参考用です。詳細な手順や設定は各自の責任で行ってください。

【リソース】

• DFI公式ウェブサイト: www.dfi.com
• NVIDIA公式ウェブサイト: www.nvidia.co.jp
• Sound Blaster公式ウェブサイト: www.soundblaster.com