進化したシングルボードのゲーム性能をチェック!
目次
- イントロダクション
- ボードの概要
- 仕様
- テスト結果
- 問題点と改善策
- グラフィックスのアップグレード
- サウンドのアップグレード
- USBの課題と対策
- 今後の展望
- 結論
シングルボードパソコンのゲームパフォーマンスをテストしよう 🎮
イントロダクション
今日は、シングルボードパソコンのゲーム性能をテストします。このボードは名前がRocky 3786EVGU2という少し長いものですが、一体どのくらいのゲーム性能があるのでしょうか?まずはスペックを見てみましょう。
ボードの概要
Rocky 3786EVGU2は、IEIが製造したシングルボードパソコンです。製造年ははっきりしていませんが、ドライバーの情報から2009年以降に製造された可能性が高いです。このボードはPentium 3-S CPUと256MBのRAMを搭載しており、オンボードグラフィックスやオーディオ、I/Oポートなど、Pentium 3で必要な機能がすべて搭載されています。
仕様
CPU: Intel Pentium 3-S 1.4GHz
RAM: 256MB
ストレージ: 16GBのコンパクトフラッシュ
グラフィックス: Intel 815e チップセット
オーディオ: AC'97 2.3 Realtek ALC 655コーデック
テスト結果
まずはUnreal Tournamentでテストしてみましょう。時間デモの実行結果から、平均30fpsで動作していることがわかりますが、実際にはもう少し低い感じがします。次にDoom 2を試してみましたが、音楽が再生されないという問題がありました。Windowsゲームではサウンドが正常に動作しますが、DOS環境では問題が発生しています。
問題点と改善策
まず、サウンドの問題に対処するために、Yamahaチップセットを搭載したオーディオカードを追加しました。これにより、音楽や効果音が正常に再生されるようになりましたが、他の問題も発生しました。例えば、オーディオケーブルがKVMスイッチと干渉して画像が乱れるなどの現象です。また、一部のノートでカードがフリーズするという問題もありました。
次に、グラフィックスのアップグレードを試みました。ISAベースのグラフィックスカードでのアップグレードはオンボードグラフィックスを超える性能を発揮できなかったため、PCIカードを使用することにしました。ATI Radeon 7000を追加し、3D Markのベンチマークテストを実施しました。結果はオンボードグラフィックスの約2倍の性能を示しました。
USBの課題と対策
このボードはUSB 1.1および2.0の非標準的なヘッダーを搭載しています。この問題に対処するために、USBヘッダースプリッターとブラケットを使用して代替策を採用しました。ただし、USBの必要性が現時点では低いため、この問題は後回しにしています。
今後の展望
今後は、このマシンに適した工業用ケースを入手し、フロントパネルの配線を行いたいと考えています。さらに、GeForceシリーズのグラフィックスカードを試してみることも検討しています。ただし、このマシンの用途はまだ明確ではなく、改善策やアドバイスがあればコメントで教えてください。
結論
Rocky 3786EVGU2は、アップグレードを施すことで、非常に優れたゲームマシンになります。最初はいくつかの制約がありましたが、追加のハードウェアとソフトウェアアップデートにより、WindowsゲームとDOSゲームの両方を楽しむことができるようになりました。もし他にアイデアや提案があれば、コメントでお知らせください。
リソース:
- ドライバーの情報: [URLを入力]
- 3DMarkベンチマーク: [URLを入力]