コンパクトで驚異的な性能!HM50 Ryzen搭載ミニPCのレビュー
タイトル:メネス・フォーラムの新しいRyzen搭載のミニPC「HM50」のレビュー
目次
- はじめに
- HM50の外観と拡張性
- HM50の仕様
- HM50の動画再生性能
- HM50のデスクトップモードでの使用感
- HM50のベンチマークテスト結果
- HM50のゲーミング性能
- HM50のエミュレーション性能
- HM50の消費電力
- まとめ
💻 HM50 Ryzen搭載のミニPCレビュー
はじめに
こんにちは、cta primeです。今日はメネス・フォーラムから新しいRyzen搭載のミニPC「HM50」を紹介します。過去にも同社のモバイルRyzen APU搭載のミニPCをいくつかレビューしましたが、今回は第4世代のRyzen 5 4500Uを搭載したHM50に焦点を当てます。このCPUはASUS PN50などのミニPCでも使用されており、非常に高い性能を発揮します。
HM50の外観と拡張性
HM50の外観は非常にコンパクトでありながら、拡張性も備えています。フロントにはUSB 3.1ポートが2つ搭載され、十分な通風口も確保されています。背面にはデュアルイーサネットポートがあります。また、このミニPCでは少しの拡張性も提供されています。
HM50の仕様
HM50のスペックは以下の通りです:
- CPU: AMD Ryzen 5 4500U(6コア、12スレッド、2.3GHz〜4.0GHz)
- グラフィックス: Radeon 6(1,500MHz)
- メモリ: 16GB DDR4(3,200MHz)
- ストレージ: 256GB M.2 SSD
- 拡張性: 最大2台の2.5インチドライブ
HM50の動画再生性能
まずは4Kビデオの再生性能をテストしました。HM50はPlexサーバーとしても優れた機能を持っているため、内部ドライブに保存した4Kビデオの再生はスムーズに行われます。また、お気に入りのアプリでの4Kビデオストリーミングも問題ありません。テストでは、PinQの4Kモニターに接続し、非常に良好なパフォーマンスを実現しました。
HM50のデスクトップモードでの使用感
HM50をデスクトップPCとして使用する際の感触も非常に良好です。Wi-Fi 6が内蔵されているため、ウェブブラウジングも非常に快適です。また、お気に入りのベンチマークテストも実施しました。
HM50のベンチマークテスト結果
- Geekbench 5 (シングルコア): 1089
- Geekbench 5 (マルチコア): 4883
- PCMark 10: 4859
HM50のゲーミング性能
HM50はゲーミングPCではありませんが、いくつかのゲームをプレイすることも可能です。Overwatchでは1080pで中〜低の設定で平均約83fpsのパフォーマンスを実現しました。Fortniteではパフォーマンスモードで平均約92fpsを達成しました。GTA 5では900pでノーマル設定で平均約66fpsを達成しました。また、Cyberpunk 2077は低設定で720pで平均約31fpsのパフォーマンスとなりました。
HM50のエミュレーション性能
HM50は、低消費電力の25ワット設定でもエミュレーション性能が良好です。PS2エミュレータによるPS2ゲームの再生、PS3エミュレータによるTekken 6やDemon Soulsのプレイ、Wii UのエミュレータによるBreath of the Wildなど、さまざまなゲームのエミュレーションが可能です。また、DolphinやDreamcastなどのエミュレータを利用する場合もフルスピードで動作します。
HM50の消費電力
HM50の消費電力は以下の通りです:
- アイドル時: 7ワット
- 4Kビデオ再生時: 11ワット
- ゲーミング時: 32ワット
- マックス負荷時: 51ワット
まとめ
メネス・フォーラムのHM50は、コンパクトながらパワフルなRyzen搭載のミニPCです。このモバイルチップに採用された冷却システムは、非常に静かで効果的な冷却を実現します。デスクトップPCとしての使用や、4Kビデオ再生、軽度のゲームプレイ、エミュレーションにおいても優れたパフォーマンスを発揮します。ご購入を検討中の方には、ぜひHM50をおすすめします。
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