イラストレーターで簡単に画像を切り取る方法

イラストレーターで簡単に画像を切り取る方法

目次：

1. イラストレーターCC 2017の新しいクロップツールの特徴
2. クロップツールの基本的な使い方
3. クロップ画像の移動とサイズ変更
4. 解像度の設定と画質への影響
5. モザイクのような効果を作成する方法
6. イメージトレースでの抽象的なデザイン作成の可能性
7. クロップツールの利点
8. クロップツールの欠点
9. クロップツールの応用例
10. まとめ

イラストレーターCC 2017の新しいクロップツールの特徴

イラストレーターCC 2017には、クロップツールという新機能が追加されました。このツールを使うと、画像の一部を切り取ることができます。これまではPhotoshopなどでマスキングを行う必要がありましたが、新しいクロップツールを使えば、簡単に特定の領域を切り抜くことができます。

クロップツールの基本的な使い方

まず、クロップしたい画像を開きます。そして、クロップ画像に移動して範囲を選択します。範囲選択後、選択範囲内以外の部分は自動的に削除されます。クロップツールは画像の一部を切り取るだけでなく、複製して別の範囲を切り取ることも可能です。

クロップ画像の移動とサイズ変更

クロップ画像は移動することもできます。画像の上部に表示される値を変更することで、縦横の位置を調整することができます。また、幅と高さを制約付きで変更することも可能です。Shiftキーを押しながら変更すると、縦横比が維持されます。

解像度の設定と画質への影響

クロップ画像の解像度を設定することもできます。解像度は画質に影響し、主に印刷時に重要になります。一般的には72dpiで設定することが多いですが、印刷する場合にはより高い解像度が必要になります。

モザイクのような効果を作成する方法

クロップツールは、少し変わった効果を作成することも可能です。PPI（ピクセル毎インチ）設定に特定の値を入力すると、画像がモザイクのように表示されます。この効果を活かして、モザイク風の抽象的なデザインを作成することもできます。

イメージトレースでの抽象的なデザイン作成の可能性

クロップした画像をイメージトレースすると、さらに抽象的なデザインを作成することができます。イメージトレースでは、黒白やカラーなどの設定を選ぶことができます。様々な設定を試して、独自の抽象的なデザインを作り出してみましょう。

クロップツールの利点

• 画像の特定の領域を簡単に切り取ることができる
• 画像の移動やサイズ変更が容易に行える
• モザイク風の効果や抽象的なデザインを作成することができる

クロップツールの欠点

• 解像度の設定が必要で、印刷時にはより高い解像度が求められる
• モザイク効果などはあまり実用的ではない場合もある

クロップツールの応用例

クロップツールは、ウェブデザインやグラフィックデザインなど様々な場面で活用することができます。特定の要素を切り取ることで、デザインの魅力や伝えたいメッセージを引き立たせることができます。

まとめ：

イラストレーターCC 2017のクロップツールは、画像の切り取りを簡単に行うことができる便利な機能です。さまざまな効果や応用方法もありますので、ぜひ活用してみてください。

FAQ：

Q: クロップツールはどのバージョンから利用できますか？ A: イラストレーターCC 2017以降のバージョンで利用することができます。

Q: クロップツールで切り取った画像は元に戻せますか？ A: 切り取った後でも、元の画像に戻すことはできません。注意して使用してください。

Q: クロップツールの解像度設定は必要ですか？ A: 解像度設定は印刷時に重要となりますが、ウェブデザインなどの場合にはあまり関係ありません。

リソース：

• イラストレーター公式サイト